和尚のひとりごと ”早口”
年末になりますとお檀家のみなさまが、
お墓参りをかねて訪れて下さり、
お互いに一年の感謝を伝え、
来る良き新年を迎えるご挨拶を行います。
大きなことをさしあげたことではないのですが、
一年のお礼を頂戴することは、
住職としても喜びです。
このお返しは、
心をこめたお経、お相手の悲しみを忘れることなく接する態度、
年配の方には少し年齢を上げて、
お若い方には年齢を下げて、そんな心でお話しをすることです。
これは、お寺の和尚さんに限らず、
どなたにもいえることではないでしょうか。
お仕事でも、ご友人でも、
年齢に関係なくつながっていく人が周りにおられると思います。
お相手にあわせて話せる大人であるなら、
きっといいお話しができるのではと思います。
私も心がけてはいるのですが、
どうしても関西出身でぬけない癖、
早口になってしまうので、
お年寄りにはうまく伝わらないことが多いのではと反省しております。
できるだけゆっくりゆったり、
これも新年にあたっての目標と言いますか、
そのようなお話しができる大人でありたいと思っております。
さて、明日、明後日は、
たくさんのお客さまがお見えになります。
新年にこだわらず、
お年にあわせたお話しをさせていただきたいと思います。
さてさて、どうなることやら…和尚のひとりごとでした。
南無阿弥陀仏 合掌
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