和尚のひとりごと ”お目にかかりとうございまする”
3月もあと四日間、
新たな始まりである
別れの3月から
それぞれのステージで自分自身を発揮できるステージへ、
季節も4月に進んでいきます。
いよいよ期待と不安が交差しながらのチャレンジが始まります。
すでにこの時期、
新入社員の姿に身をつつんだ
若者たちを目にする機会もふえてまいりました。
年齢の数に限らず、
4月より新しい生活や自分自身の場所での挑戦がはじまるみなさまに、
心からエールをお贈りさせていただきます。
また町を見まわしますと桜の木も花を開花させて、
これからがんばるみなさまをお祝いしてくれているようです。
春の暖かさは心の温かさ、
そんな気持ちで過ごし下さい。
さて、
ここ西光寺では
ペットのご遺骨を納めさせていただく慰霊碑がありますが、
先日、
その慰霊碑に手紙が置いてありました。
書かれた文字から想像するに、
小さなお子さまより届けられたお手紙でした。
きっと、
ペット火葬業者さまより
おあずかりさせていただいたご遺骨のなかに、
長年時間を共有されていたペットが含まれており、
ここに納められているとお聞きになって
訪れて下さったのでしょう。
家族として
お暮らしになってこられたご様子が目に浮かぶようです。
ペット火葬業者さまにご遺骨をあずけて
そのままの方々も多いと思いますが、
こうして慰霊碑を訪れ小さな手を合わせられることは、
小さくとも命は命、
永遠の別れを経験されて
ひとまわりもふたまわりも人として成長されていくことでしょう。
手紙が雨にうたれるといけませんので、
本堂のお地蔵さまにも読んでいただくようにさせていただきました。
さて、
私ごとではありますが、
この3月より
『第16回磐田大祭り 遠州大名行列』
実行委員会理事兼ボランティアスタッフとして毎週日曜日の夜、
遠州大名行列に参加されます
地元の中学生の指導をさせていただいております。
本番は、
4月23日の土曜日、
100名を越える大名行列が旧東海道見附宿にて繰り広げられます。
今回は、
大名行列の指導に合わせて、
当日演じられます
物語のシナリオ、台詞、中央舞台の監督を
二年ぶりにつとめさせていただいております。
数百年前の時代を背景にして作りあげるドラマ作成に
なかなか苦労しておりますが、
私らしく楽しみながらこなしていきたいと思います。
ドラマの構成上、
登場人物に『和尚さま』が必要となりますので、
五年ぶりに私自身が演じさせていただいて出演してみるかと、
思い始めてる今日この頃です。
ご期待…いいえいいえ、そんなたいした演技などはできませぬ、
そんな私ではありますが、
みなさま、
ぜひ当日は見附宿でお目にかかりとうございまする…和尚のひとりごとでした。
http://iwata-oomatsuri.org/
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