和尚のひとりごと ”残ったってええやん”
年末もおしせまりますと、
お寺にはお客さまがたくさんお見えになります。
みなさま、暮れのご挨拶とお墓参り、
お墓にはお正月の花、松・竹・梅をお供えになり、
ご先祖さまもお正月を迎える準備が整います。
お正月休みに入っておりますので、
帰省で戻られた、普段お見えにならないみなさまと
お参りされるお姿をよくお見かけいたします。
一年お守りいただいた感謝と、
来る新しい年も息災で過ごせますようにと合掌されます。
今日はそれほどでもありませんでしたが、
30日、31日になれば例年通り、
たくさんのみなさまがお見えになると思います。
今日も日付が変われば今年もあと3日、
あれや、これやと思ってしまう私ですが、
体は忙しくとも心はゆったり、
お客さまとのお話しを楽しみながら
過ごしたいと思います。
「やり残したこと?そんなんいっぱいあるにきまってるやん。
でもな、残ったら残ったでええやんか。
そうやって今年も一年、生かせてもらったやんか、
それって幸せやで、
細かいこというたらあかん」
今日、来年のご法事の仏さまを書き出しました。
例年、私が筆で書き示す大切なもの、
これだけは残したらあかんねん…和尚のひとりごとでした。
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