和尚のひとりごと ”お酒のぬくもり”
25日のクリスマスが終わり、
街中はいよいよ慌ただしくなってまいりました。
店舗の飾りもクリスマスの華やかさからお正月の古式色に彩られ、
今年もあとわずかだと気がせる数日です。
今日、銀行に出向いたのですが、
さすがに混でいて、
時間がかかりそうな空気が伝わってまいりました。
早々に預けて
あとは後日にとお願いをして帰ってまいりました。
師走の景色、年末になりますとなぜだかみなさま、
忙しそうに見えてしまう私です。
一年という節目ではありますが、
ご家族が無事に楽しく年を越せたなら、
多少やり残したことがあったとしても
それもまたいいのではないかなと思います。
新年にしっかり後始末ができるのであれば、
心や時間に余裕を持って過ごすことも、
たまにはあってもいいかなと思う私です。
「そんな余裕は」と、怒られそうですが、
がんばっても休んでも時間は進み行くもの、
大切なのは、
その進み行く時間にどれだけ充実感を得ることができるか、
自分自身の器を知り、背伸びすることなく、
いまのポジションで得られる幸せを見つけて過ごす、
その日々の積み重ねが365日ではないかなと思います。
師が走る12月、
師走とは、
お坊さまが忙しくされる季節から
よばれるようになった説もありますが、
師走に限らず、
日々それなりに出かけて楽しんでいる私です。
きっと今夜もまた、
お酒のぬくもりが待つお店に足が向いております…和尚のひとりごとでした。
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