和尚のひとりごと ”祝ジュビロ磐田J1リーグ昇格 カミンスキー選手の後ろには、西光寺のお地蔵さまが…”
11月も最終日となりました。
明日からいよいよ師走、
師も走るほど忙しくて慌ただしい一ヶ月を迎えます。
西光寺の年間行事も
残すところ大晦日に執りおこないます除夜の鐘だけとなりました。
新しい年を迎えた新年最初のお経を本堂で勤め、
お正月の三が日を過ごすことになります。
とは言ってもまだ31日間残されておりますので、
一日一日、
一年間の締めくくりをすすめてまいりたいと思います。
さて、
昨日の日曜日も旧東海道見付宿を散策されておりますみなさまが
たくさんお見えになり、
境内はもちろんのこと本堂でのお参りと、
裏庭の紅葉を愛でておられました。
お互いに合わせたわけではなく、
その時間その瞬間にその場所にいたからこそ出会えたご縁、
いつもありがたく感じております。
その人の普段の立場など、
一歩お寺の境内にはいったら関係ありません。
一切平等の立場で過ごせるのが境内、
仏さまの領域というものです。
人にはそれぞれ背負ってこられた人生や経験があり、
それがあるからこそまた人を育て成長させるものです。
よって、
無駄な人生など無いと信じている私です。
この世に生をうけて誕生してきたということは、
ちゃんと意味があり、
課せられたお役目があると思うのです。
そのお役目を探す人生の一人旅で苦しみ悩み、
時には喜びを得て年齢をかさねていく、
そして、
それはすべての人に平等に与えられた一度きりのチャンス、
その一度きりの人生を生かすも無駄にするもあなたの心根次第、
できることなら
辛いことがあっても乗りこえてほしいと思うのですが、
人の心の苦しみは、
ご本人だけしかわからないもの。
でも、
人として寄りそってあげられる、
温かい心がたくさんあってほしいと思っております。
もちろん職業柄、
私も忘れてはいけないこと。
みなさまが無事に一ヶ月を過ごされ、
新しい年を新たな心で迎えていただけるように
西光寺の仏さまにそっと合掌させていただいた夕方です。
さて、
先日、
地元のプロサッカーチーム
“ジュビロ磐田”がJ2リーグからみごと最終戦を勝ち取り、
J1リーグへと返り咲きました。
『今年こそJ1へ』
という磐田市民のみなさまの願いが力となって、
来シーズンの戦いは、
最高リーグの大舞台へとなります。
来春、
「見る者に感動と夢を」
と一市民として心から願うばかりです。
そのジュビロ磐田の守護神、
ポーランド人のゴールキーパー、
カミンスキー選手は、西光寺に二度訪れておられます。
とくに今シーズン終了前、
大一番の数試合を残した合間をぬってお参りされ、
日限地蔵尊へお線香を手向けお参りされました。
きっと、
カミンスキー選手の後ろには、
西光寺のお地蔵さまがついて下さって、
そして勝利を導くお力を授けて下さったに違いないと、
一人思う私です…和尚のひとりごとでした。
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