西光寺のブログ

昨日の祝日、
文化の日を過ぎて今日は、
秋の日ざしが気持ちのいい水曜日となりました。
さすがに朝晩の冷えこみは、
肌寒さからもう一枚重ね着へというふうに
変わってはきましたが、
その冷えこみがあるからこそ
美しい紅葉がはじまり、
日本の四季の良さを味わえる。
季節の厳しさのなかにあって楽しみを持つ、
そんな心持ちが一番似合うのが、
私たち日本の人々ではないでしょうか。
西光寺の紅葉もあと数週間で見頃、
まだまだ緑色が広がる
“もみじ”の木々の重なりです。
秋の季節がつくりだす風景、
今年の秋も寒さを友に心安らぐ場所、
日々変化していく紅葉の景色を眺める
みなさまの指定席でありたいと思います。
さて、
まだまだ紅葉には早い時期でありますが、
今日は素敵なみなさまが、
お参りに訪れて下さいました。
それこそいま、
プロサッカーリーグ
J１にあがれるかどうかの終盤戦まっただ中、
連戦を勝ち抜いているJ2リーグの地元チーム、
ジュビロ磐田の守護神、
ポーランドからの助っ人外国人ゴールキーパー、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クシシュトフ・カミンスキー選手とその奥さま、
そしてご友人の女性お一人、
外国のみなさま三人で訪れて下さいました。
午後の三時過ぎ、
国際的な風にお寺の境内はつつまれ、
私のつたない、
ほとんど単語だけの言葉で国際交流をさせていただきました。
カミンスキー選手は二度目のお参りです。
最初は奥さまがお一人でお参りに訪れて下さって、
少しお話をさせていただいているなかで、
カミンスキー選手の奥さまだと知りました。
そのあと、
奥さまが二度目のお参りに訪れて下さったとき、
カミンスキー選手といっしょにお参りされ、
西光寺の仏さまとのご縁を結んで下さいました。
奥さまにとりましては、
今回は三回目のお参り。
カミンスキー選手、
ご友人といっしょに日限地蔵尊、
薬師如来さまへお線香を手向け、
みなさまとお庭を眺めてお帰りになりました。
残り三試合の結果次第では悲願のJ1リーグ復帰、
そのゴールを守る
守護神カミンスキー選手の背中をおす力の源のひとつに、
西光寺の仏さまがおられたならいいなと思います。
秋のひととき、
今日は、
いいご縁をありがとうございました。

残り三試合を全力で勝利して、
磐田市民として名実ともに実力で復帰されますことを
心よりお祈り申し上げます…和尚のひとりごとでした。