西光寺のブログ

今日は、

保護司会の研修に来ております。

内容は、

いよいよ保護司の先生方も…

ITの世界に

はいらざる得ない変更が

来年からおこなわれると言うことから、

たくさんの先生方がパソコンを持ちよって

設定をおこなっております。

保護司になりますと、

保護観察の対象となりました…

たとえば、

刑務所や少年院より出所された方を担当する

保護司として指名があります。

そして、

保護観察期間の数年間、

毎月二回ほど面接をおこない、

その度に、

面接の様子の報告書の提出が求められます。

いままでは、

手書き、

またはWordなどのフォーマットを利用して

記入したものを印刷、

保護観察所に提出してまいりました。

今回、

変更される点は、

手書きでの提出は、

いままでどおり。

ただし、

Wordなどのデーターで記入しておりました

報告書は、

廃止されることになりました。

その変わりに、

提出先とリンクしております

保護司だけが開くことができます

ホームページを経由して、

そこに用意してあります

報告書に打ちこむということになりました。

…という変更に伴う対応のため、

今回の研修が開催されております。

みなさま、

私とおなじ年代、

なかなか空メールからはじまり、

最終の登録までたどり着く奮闘を、

パソコンや

スマホの画面とにらめっこされている

そんな様子がひろがっております。

保護司と言えば、

昨年の春、

対象者と面接されているなか

担当されておりました

保護司の先生が殺害されてしまったという

事件があり、

その保護観察の対応についても、

二人以上で面接、

人の目がある場所で面接など、

ただいま

見直しが検討されております。

そのうち、

今回の提出書類の変更が実施されたあとは、

時間をかけて

話し合われました保護観察の人と人、

アナログ部分の変更も…

決定されるかもしれません。

でも、

このアナログ部分にこそ

温かい血がかよった大切さがありますので、

保護司のなり手が減少している

現実を思いつつ、

温かさ自体も薄らいでいきますと、

保護司のあり方や

存在についても、

また投げかけが…

あるのかもしれませんね…和尚のひとりごとでした。