和尚のひとりごと “新年…一月十日の金曜日…午前九時過ぎ…特派員11号さん…出番ですよ”
お正月気分も
そろそろ遠のいて来る頃ですが、
この週末までお休みの方々が多くて、
余韻を楽しむ時間を過ごしておられる、
そんなマイホームが日本列島各地に…
温かさを描いているでしょうか。
この冬一番の寒さに見舞われ、
大雪につつまれている北の街もあれば、
雪の心配などない、
暖かい南の街。
その間をとりもつお役で
西や東の街があり、
長い列島自体をこの季節の…
大きな風物詩にしながら、
各地でおこなわれる
長い冬の伝統行事を見守ってくれるでしょうか。
冬の伝統行事とは、ちがいますが、
冬と言えば、
僧侶の資格を得る一年間の修行の最後、
まちうけております
九日間の苦行を思いだします。
寒さ厳しきこの季節に
午前三時、午前十一時、そして午後四時…と、
一日…三回のかん水、
裸になって九杯の水…両肩と頭、
それぞれ三回かぶります。
昔々のときは、
桶に貯めてあります水の氷を割ってから
かぶったと、
またその冷たさから、
肺炎で亡くなった修行僧もおられたと、
聞いたことがありますが、
午前三時から午後十時まで一時間刻み…
水をかぶることもふくめ、
組まれておりますスケジュール通りに
苦行を重ねながら、
この数日間つづいていくあの寒さのなか、
裸足で耐えた私を思いだしました。
まあ、
伝統行事ではありませんが、
ふと二十代はじめの私が浮かんでしまいましたので、
そんなこともあるだろうと、
懐かしさでここにしたためておきましょう。
でも、
一年間の修行を終えても
この性格と楽天的な私は、
変わることなく、
山をおりてもどってくることに…
なるのですがね。
さて、
本日の午前中、
携帯電話が鳴って出てみますと、
特派員11号さんの出番でございました。
KBS京都…
【笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ】から
私へのオファーでございます。
昨年も番組の特派員11号…
ペンネーム“磐田の和尚さん”として
二回ほど電話でつなげていただきましたが、
今年も新年早々、
ラジオ生放送番組、
一月に…私の声が10分間ほど京都府全域と、
ふるさと滋賀県全域に響きわたる機会を頂きました。
一月十日の金曜日、
午前九時過ぎ…
お寺の話題と静岡県の情報、
タイムリーな内容でお伝えいたしましょう。
特派員11号の…和尚の…ひとりごとでした。
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