西光寺のブログ

二月も半分が過ぎて、

日に日に

暖かくなっているここ…

静岡県遠州地方です。

空の雲も清かに流れて、

淡く薄い白い綿菓子の旅人たちは、

遠くの街を目指しながら

この街に寄り道、

地上から見あげる大きさに街はおおわれて、

青色とのバランスが微妙に美しい

春のメッセージをかもしだしております。

カラダをつつみこんだコートを脱ぐその日も、

間もなくでしょうか。

さて、

自分の知らない世界に飛びこんで、

いろいろな業種にて

活躍されております方々との交流と

結びつきに私の生き方を広げたくて、

いままでも

いくつもの寺院以外の諸団体に

はいっておりましたが、

どれをとっても

無駄であった数年間は一度もなく、

私を育むきっかけを与えてくれるものでした。

私の生きる世界だけを知っているだけなら

無難には、

余計なことも背負わずに

過ごしていけるのでしょうが、

それでは、

一度きりの人生に豊かさは生まれなくて、

とってもせまい世界に浸かるだけで、

視野もせまいものだったでしょう。

面倒くさい当て職のようなものにでも、

そこにいる限り

いやな気持ちが芽生えることもなく、

楽しんでみようという

気持ちの方が勝っておりますので、

いろいろな経験と、

人とのつながりをつくりあげることができました。

これが、

財産と気がつくきっかけにもなり、

金銭的な価値以上なものがあると

自覚ができるいい学びの場所でもありました。

いまは、

この人材からつながれていったご縁で、

世界に名称が通じる世界ロータリー…

磐田ロータリークラブの会員として

つぎのステップに進もうとしております。

私につとまるかどうか、

多少の“たよりなさ”は、

もちろんありますが、

それもまた

生まれてきた以上通らなければならない

修行と思い、

今年、

来年、

再来年と、

とりあえず階段を三段だけ

ステップアップできたならと思います。

裏庭の梅の花が咲いているように、

必要なときに必要な花が開いていく、

そんな季節と共に歩む…

私でありたいですね…和尚のひとりごとでした。