西光寺のブログ

１１月も後半にはいり、

日本列島各地、

紅葉の名残に遊ぶひとたちが名所へと出かけ、

きっと賑やかな時間を

過ごされていることでしょう。

ここ磐田市も

色づいた木々の葉っぱが最後の意地を見せようと、

枯れて枝を離れるその前に、

美しく

お日さまに輝いております。

まだもう少しは、

楽しめそうですので、

白い季節が訪れるその変わり目に、

四季のありがたさを感じるひとときも

また生きている時間の使い方として

よろしいのではないでしょうか。

さて、

そんな秋と冬の境目、

昨日の日曜日は、

前からお願いされておりました

講演会の講師のひとりとして壇上に立って、

四十五分間のお話しをさせていただきました。

数十名の方々の前で、

失敗もございましたが、

それはそれでご愛敬。

私は専門家ではありませんので、

私なりに伝えることができたならそれでよろしいと、

時間もちょうど

四十五分間で終えることができました。

“徳川家康公と西光寺”

そのテーマでお願いしますと

お話しをいただいておりましたが、

なかなか小さな材料で数十分間の時間を、

しかも

話しながら持たせるのは、

なかなか大変だなと、

普通は思いますよね。

もちろん、

普段は、

お経をふくめて、

話すことが仕事ではありますが、

家康さんとつながりがあるお寺に

ご縁があって

住職を勤めている私にとっては、

それもまた

お役目なのかなと思います。

地元ではない、

生まれも育ちも関西であるが故に、

ここの良さが見えて、

私ができる範囲と方法で

いろいろアピールをつづけてきたからこそ、

お声かけもいただけたのかなと思います。

【まちづくり】とはひとづくり。

そのためには、

この街を誇れて、

ひろくひろく

知らないひとたちに伝えることができる

その人材の育成がこれからも進んでいくと、

磐田市にとっても、いいと思います…和尚のひとりごとでした。