和尚のひとりごと “美しい花の如くひとの真心が咲きほこりますように”
弥涼暮月を迎えて、
夏の暑さも近づいてまいりました。
記録的な梅雨入りで、
潤いの大地もしばらくは、
乾燥から離れるのでしょうか。
さて、
台風二号と梅雨前線による
数日前の大雨で
ふたたび磐田市内…
北部の地域が被害をうけました。
昨年、
九月、
台風十五号で決壊しました
河川堤防周辺が氾濫とまた決壊。
とても大きな
被害を出したおなじ場所で、
今回も河川の堤防が決壊して、
床上・床下浸水の被害が生じました。
昨年の被害から
普段をとりもどしました
お家の何軒をも濁流が襲い、
立ちなおった矢先に
また精神的な苦しみと爪痕を残して、
もう、
かけるいたわりの声を
失うほどの呆然な状況がひろがっております。
数日が経ち、
今日は、
青空が街をつつみこんでおりますが、
二度目の復興がいまこのときも
進んでいるのでしょう。
西光寺の門前も昨年の九月、
門前に
お住まいの住宅の一部が床下・床上浸水した経験から、
早めに土嚢の支度ということで、
消防団の方々が並べておりました。
幸いに、
南にあたります
この周辺については、
河川の氾濫、
決壊もなく、
ジッと雨雲が通りすぎるのを待ちながら
過ごされたみなさまが…
多かったのではないでしょうか。
もう、
市のレベルを超えて、
静岡県と国の対応に
まかせなければならないほどの災害状況、
一刻も早く対応が成されて、
今度こそ
心の底からの笑顔が咲きほこる、
すべての磐田市であれと願っております。
東海地震の危険性が叫ばれて数十年、
大地の下より、
空の上の脅威がくり返される静岡県に、
“災害に強い神よ降臨したまえ”と、
今日の風たちに乗せた思いは、
今、
どの辺りまで
たどり着いているでしょうか。
地球と共存、
あなたもわたしも、
その宿命からは、
逃げ出すことはできないですね、
だって、
この美しい日本、
青い静岡県、
そして…
豊かな磐田市から離れたくありませんもの。
台風シーズンもこれから、
謙虚になって、
負けを認めて、
受けいれる心の支度くらいは、
はじめることにいたしましょう。
それがあって
対応の知恵が生まれるというものです。
台風二号の大雨による被害の支援、
ボランティアセンターが開設され、
磐田市において
災害ボランティアの募集、
美しい花の如く、
ひとの真心が咲きほこりますように。
受付が明日から…はじまります…和尚のひとりごとでした。
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