西光寺のブログ

お天気も下り坂の水曜日、

まもなく

お昼を迎えるこの時間は、

まだ空の上には、

青空と白い雲が浮かんでおります。

このあと、

雨模様になるのでしょうか、

じわじわとこの街を目指して、

『そろそろいくよ』

と雨雲たちが様子を伺っているのかもしれません。

今日は、

所属団体による

奉仕活動に参加してまいりました。

地元を走ります、

天竜浜名湖鉄道の豊岡駅、

ホーム周辺の除草と

菜の花のタネを蒔いてまいりました。

単線で

のどかな線路が続いていく景色に、

のんびりとした

哀愁を漂わせる空気感が、

地方ならではの良さであると思います。

わたしが現在、

所属しております磐田ロータリークラブ。

入会を許されたあの日より、

もう長い年月が過ぎてまいりました。

ロータリークラブは、招待制。

個人的にも

会社的にも

地元に貢献するその姿勢が認められてはじめて、

入会…しませんかと

声がかかる立場になれたというありがたさ。

誘われたときが華だと思い、

当時、

快く入会することに決めました。

そのあとは、

同じく

奉仕の団体の磐田ライオンズクラブさまにも

お誘いをいただく機会もございましたが、

どこよりも先に声をかけて下さった、

ロータリークラブに入っておりますのでと、

お断りさせていただきました。

もちろん、

ロータリークラブにしましても

ライオンズクラブさまにいたしましても、

その活動の時間をつくりだすことと、

年会費や

その他の諸経費がかかってまいります。

でも…

“誘い”…

それをチャンスととらえて、

わたしなりに

退会することなくいまに至ります。

日ごろは、

奉仕の精神で仕事にとり組み、

ときには、

大きな奉仕を団体でおこなう。

そんな奉仕に人生の時間をついやすことも、

自らの生きる修行に

つながるのではないかなと思います。

ロータリークラブとライオンズクラブ、

どちらがいいというような

レベルではなくて、

お互いの奉仕の精神がこの街の隅々まで明かりを灯す、

そのプライドと

必要性に敬意を表するものであると思います。

私はロータリークラブ、

あの人はライオンズクラブ、

それもご縁の導きなのですから、

それでいいんです。

このちいさな

無人駅のホームにも物語があるように、

ひとのえらぶ物語は、

どんなステージでも、

どんな場所や居心地いい居場所でも…

それぞれで素晴らしいものなのです…和尚のひとりごとでした。