和尚のひとりごと “暑さは暑さにまかせながら”
七月も後半となり、
燕去月(つばめさりづき)も
足音を響かせながら近づき、
そろそろ
夏休みの便りがとどいて、
日本列島、
元気な子どもたちの声が響きわたる…
そんな時節を迎える頃なのですが、
ここ最近の感染者数上昇の波につつまれ、
せっかくの思いでづくり、
暑い夏の一日一日の過ごし方に
不安を感じる
東西南北の街々です。
西光寺があります磐田市も、
数年前の日常がもどりつつありますが、
鎮守さまのお祭りなど、
検討を重ねながら
神事が執りおこなわれるようです。
ここ数年、
暑くなれば
ウイルス感染も減少するだろうと
期待をもたれながら、
冬場と変わらない感染力。
重症化になる確率は…
減りつつありますが、
いまだに未知の存在。
ためせば
確実に治る特効薬も開発されず、
『いいようだ』
という言葉だけを頼りにして、
ワクチンも三回目接種から
周りでは、
四回目接種の話題へと動いております。
もう怖がらず…
といいつつ、
ご家族で感染者がでますと、
濃厚接触者として
不自由な時間をお過ごしになる方々も、
わたしの知り合いにもおられる現実。
そのなかで、
如何に普段の生活をとりもどして、
せめて
心の自由を感じられる行動や予定で、
本当の自由になれる日を待つことが、
いま、
私たちに課せられたふたたびの…
そして、
またふたたびの…試練だと思うのです。
明けない夜はありませんし、
耐えて生きてこそ
日はまた昇り出会えます。
そんな前向きさと我慢強さで、
もうしばらく
過ごしてみますかね。
夏は夏にまかせて、
一日一日とね。
さて、
水曜日の私は、
気の合ったひとたちが揃う場所、
そろそろ
所属団体の定例会へと
向かうことにいたしましょう。
外の暑さは、
そう、
暑さにまかせながら、
笑顔だけ置き忘れなければと…和尚のひとりごとでした。
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