西光寺
時宗 東福山 西光寺
時宗 東福山 西光寺

Saikouji Blog

和尚のひとりごと “教えの春爛漫”

春爛漫の週末となりました。

街中を

車で走りながら眺めておりますと、

そろそろ

桜の花びらも葉桜の頃となってきました。

これからは、

新緑の美しい季節にうつろいでゆく、

心ウキウキの四月真っ盛りです。

来週にはいりますと

お天気も下り坂のようです。

今日と明日、

少し足をのばして季節を訪ねる、

思いたった旅もよろしいのではないでしょうか。

ほんと、

陽気がよろしい

気持ちのいい境内です。

そんな透明で

澄んだ聖域に

朝から訪れて下さった最初のお嬢さんたちお二人。

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『どちらから?』

と尋ねましたなら

『愛知県から』

とお答えになられました。

『なにかで、

ここを知ったのですか?』

とお聞きいたしましたなら、

静岡県…観光と検索したところ、

西光寺がでてきたそうです。

流石…私。

普段からコツコツと思い浮かんだ言葉を、

ここにしたためたり、

たかがFacebook、されどFacebook…

地道な投稿が徐々に功を奏し、

掲載順位も上位で定着。

ホームページをもったなら更新が大事。

これからもこの姿勢は、

無くしたくないなと感じております。

日ごろより

お世話になっております方から、

“ホームページも五年周期で見なおしを”

と、

“時代にあったものに

変化させていかなければいけないよ”

とアドバイスをいただいております。

少し、

情報を集めながら、

そのときが来たのなら、

そんなリニューアルも楽しんでいこうかと思います。

今日も朝から本堂に座っておりますが、

参道を歩かれるみなさまが軽やかです。

御影から響く足音がリズムを刻み、

目に見えない音符が踊り跳ねています。

きっと、

今日は、

ここに来てよかったと、

心の嬉しさを音に代え、

その軌跡を残しながら

境内の木々たちに見送られている日常が、

やっぱり

見ている方も落ちついて、

『お寺っていいな』

とここだけの時間を満喫している私なのです。

昨日は、

四月八日、

お釈迦さまの誕生日をお祝いする花祭り。

飾らせていただきました

お釈迦さまのお像も花御堂も、

夕方、

片付けさせていただきました。

年に一度の花祭り、

また一年先までお目にかかれませんが、

お寺っていいなと思える私で過ごせるなら、

その教えの懐に抱かれて待てる…

私になれると思うのです。

目の前に見えなくても見えると感じる存在、

それがお釈迦さまであり、

ガンジス川の砂の数ほど存在されておられます…

ほとけさまたちなのですから。

ある意味、

自分に都合よく感じればいいと思うのです。

上手くできていますね、

ほとけさまも、教えも。

これからも一年中、

教えの春爛漫といきたいところです…和尚のひとりごとでした。

 

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