和尚のひとりごと “好きになれるものがありますか?”
二月にはいり、
春の足音が聞こえてきそうな
今日この頃ですが、
地方によっては、
白い景色につつまれて、
寒さに凍える空の下もあります。
大きな日本列島。
北から南まで、
季節の駆け足は、
冷たさと暖かさのレーンでもう少し、
勝負をするのでしょうか。
さて、
勝負といえば、
毎日のように
日本代表の活躍とがんばりが伝わってまいります…
北京オリンピック2022。
厳冬のなか、
白い結晶を友だちにして
四年間の思いを描き、
大きなステージで人生を刻んでおられます。
その様子に
たくさんのひとたちが感動して、
元気をいただくこの十数日間でした。
明日になれば閉会式。
四年後、
イタリアで出会える…
ミラノ・コルティナ2026冬季競技大会…Olympicsまで、
人知れずの努力と
涙がふたたびはじまる…
まじまりでもあります。
きっと、
こんな選手が現れたと、
あらたなヒーローや
ヒロインが画面に映しだされる日が訪れることでしょう。
そして、
地元…ジュビロ磐田。
昨年、
J1リーグにかえり咲き、
今日、
福岡の地にて開幕戦を迎えます。
サポーターのみなさんが待っていたこの日。
あらたな戦いの幕があがります。
選手のみなさまには、
まずは…J1のピッチと風を、
スタジアムで感じ、
アウエーでの第一線を終えたあと、
ホームタウン磐田市へもどってきてと、
空を見あげながら思っている私です。
午後になりますとお天気も下り坂の様子。
少し覗いている青色も
やがて、
灰色へと変わっていくことでしょう。
雨音を聴く午後のひとときを、
お寺時間で過ごしたいと思います。
そうなのです、
雨のお寺テラスも、
なかなかよろしいものですよ。
参拝に訪れてくださる方々も
多くはないかもしれませんが、
ここで出会える景色を独り占め。
ほんと、
このお寺が好きな私なのです。
だって、
好きじゃなければ、
お寺を知ろうとしませんし、
好きじゃなければ、
誰かに語ることもしませんから。
好きになるということは、
とてもいいことなのです。
あなたにも、
こんな風に…
好きになれるものがありますか?…和尚のひとりごとでした。
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