西光寺のブログ

世のなか、

三連休がはじまって二日目、

土曜日を迎えております。

昨日は、

建国記念日の日として、

いつもの金曜日よりは、

数組…

多くのひとたちがお参りされていたようです。

午後、

私の時間でお寺を離れておりましたが、

ありがたいことに、

私がもどりました午後４時過ぎ、

その夕方までお参りがつづいておりました。

なかには、

ご朱印を求めての人もおられたようですが、

私が留守のときは…留守もご縁。

いつでもいる私ではありませんので、

また、

実際にお目にかかれますご縁を求めて、

お越し下さいませ。

さて、

お寺の真ん前では、

お宅が一軒、

解体が進んでおります。

あともう数日で整地されることでしょう。

いつもの本堂から

眺めている景色も変わり、

境内をとりまく

空間がひろくなった感覚があります。

反対に門前の通り、

旧東海道からお寺方向を眺めたときも、

墓地を手前にしてつづく

緑色の背景がよく見えるようになったと

感じております。

普通に言えばさっぱりと、

まあまあ表現をすれば殺風景。

いろんな表し方があるとは思いますが、

お寺の風景にとりましては、

よかったのではないかと思うことにいたします。

ちなみに、

建物が消えて整地されましても、

そこは、

お寺の所有する土地ではありませんので、

自由にはなりませんが、

その場所に

ふたたび建造物が建設されませんことを

祈るばかりなのです。

よく、

京都のお寺を訪れますと、

その庭園の背景、

よく借景（しゃっけい）と呼ばれておりますが、

遠くに見える

景色を借りながらの造園。

手前の部分と

遠くの背景が一体となって生まれる空間を

心で楽しむのですが、

お寺の入口を庭園と見たてて、

遠くの緑のつながりを借景とする。

そんな心で私は、

楽しみたいと思います。

ここ全体が心癒やす…

でっかいお庭なんだと決めて…。

さてさて、

今日も占いの先生がお見えになっておりますが、

バレンタインデーのチョコレートをいただきました。

ほどよく熟した

美人さんの先生に直接手渡しされて、

朝から気分も上々の私なのです。

素直に受けとり、

心もぬくぬく。

人気者は…ありがたいですよね、この時期。

と、

今日は朝から…そう思うことに決めた、

落ちつきそよぐ土曜日の境内です…和尚のひとりごとでした。