西光寺
時宗 東福山 西光寺
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Saikouji Blog

和尚のひとりごと “こうして文字にしたためて…気持ちが楽になりました”

冬の便りと

冷たさをはこぶ空の流れも、

まだ見えては来ない

ここ数日。

この週末は、

全国的に

とてもいいお天気に恵まれそうです。

来週の月曜日になりますと、

その季節外れの暖かさを

南の海に帰す雨が訪れて、

そのあとは、

白い妖精たちが高い空で踊る

寒さがこの街でも遊び、

本格的な寒さに身をあずける

日々が続いていくのでしょうか。

ここのところ、

私も背負ったものの重さに、

こころも

つぶされそうになっております。

涙を流せば

スッキリするものではありませんが、

生きるとは?

をつくづく試されているように感じます。

そんなとき、

ラジオから聞こえてまいりました…言葉。

その短いフレーズに気持ちも落ちつきを覚え、

少しではありますが、

前を向く気持ちが芽生えて、

こころの深呼吸の時間を見つけた思いでいっぱいです。

和尚も人の子であり、

修行もまだまだ研鑽中。

いま、

抱えたものに

押しつぶされそうなのですが、

いまを乗り越えていくことができたのなら、

また、

作り笑顔から

普段の笑顔になれるでしょうか。

いろいろ

ひとりで考えこんだりしておりますが、

灯もなく

明るさが消えた蝋燭ほど淋しいものはありません。

よく、

人生の長さに喩えられます

蝋燭の長さでありますが、

私に残されました

人生の時間に余裕があるなら、

立ちなおれる時間もつくることができるでしょうから、

しがみついてみますかね。

病ではなく、

精神的にとけていく蝋燭の蝋の流れに…

まだ落ちずにかたまることを信じて。

そして、

ラジオのフレーズ、

“生きるとは苦労の連続、

でも、

だからこそ

人生に厚みが生まれるのです”

を傍らにおいて。

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こうして、

文字にしたためて、

気持ちが楽になりました…和尚のひとりごとでした。

 

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