和尚のひとりごと “磐田市がひとつになれる…大きな波紋を起こせ”
日曜日の朝、
明け方まで降りつづいていた
雨もおさまり、
雲の合間から
青空が見えております。
このあとは、
穏やかな週末の時間が訪れるのでしょうか。
遙か稜線に佇む灰色たちに、
『静かに過ごして』
と心で呼びかけた私です。
今朝、
いつものように
京都のラジオ局、
KBS京都を聴いておりましたなら、
とても懐かしい
名称が流れてまいりました。
そういえば、
昭和の時代、
お正月が近くなってきたと
便りがとどきはじめるころ、
また、
年賀状が販売になったころ、
毎年のように
CMが流れていたなと、
思いだしてしまいました。
それは…なにかと申しますと、
“プリントゴッコ”。
よく、
習字の先生をしておりました母親が、
自ら筆で書いた原稿を使って
原版を作り、
一枚一枚、
年賀状を刷っていたなと。
私自身も原版を作って印刷、
専用のインクも買いに行ったものです。
ふと、
思いだした昭和の時代。
少年だった私が駆けめぐった
故郷の景色を
遠くに思うお休みのひとときです。
さて、
今日は暦でいいますと立冬。
冬の季節のはじまりを迎えました。
一日一日、
北の山々から
白い精霊たちがおりてきて、
冷たい大地に衣替えする日も、
そう遠くのことではないでしょう。
温かい洋服に身をつつんで、
しばらく
寒さと遊ぶ私でいたいと思います。
今日は、
いよいよ大勝負。
地元
磐田市をホームタウンにしております
J2リーグ、
ジュビロ磐田。
リーグ戦も佳境にはいり、
3シーズンぶりのJ1復帰が…
目の前の現実として見えてまいりました。
ただいま順位は一位。
今日、
同じく
優勝を狙っております
二位の京都サンガFCとの直接対決が地元、
ヤマハスタジアムにて開催されます。
勝てば、
三位以下のチームの状況によって
J1昇格が決まります。
黄金時代から低迷時代。
紆余曲折な時代を耐えぬいて、
昇格の切符…二枚のうち一枚が、
手をのばせばとどく目の前に見えてまいりました。
残り数試合で
上位二チームが直接対決する日程で迎えることは、
リーグ戦でもめったにありません。
しかも、
ジュビロ磐田にとっては、
ホーム戦。
12番目の選手であるサポーターの声援を力として、
両者、
天王山らしく
素晴らしい試合になることを願っております。
スタジアムの観戦チケット、
前売券もすべて完売。
当日券も無いという、
応援に駆けつけて下さるたくさんのひとたちと…
心ひとつとなり、
今日は…
そこからはじまる熱いうねり、
磐田市すべてがひとつになれる、
大きな波紋を起こせと、
お寺からヤマハスタジアム方向を眺めながら
…ひとり思う私なのです…和尚のひとりごとでした。
コメント
和尚のひとりごと “磐田市がひとつになれる…大きな波紋を起こせ”のご感想やコメントをお寄せください。