和尚のひとりごと “いまの現実を教えてくれた夜の世界”
八月も最後の週末、
土曜日を迎えました。
“九月の支度も終わりました”
と季節と自然のしたためる
便りもとどきそうな、
八月…残り数日。
そろそろ
地元の学校も夏休みが終わって、
元気な友だちとの再会を
果たしている頃でしょうか。
きっと、
しばらく静かだった学び舎に
賑やかな声が響きわたり、
楽しそうに過ごす
学校生活がはじまったことでしょう。
彼の岸へお帰りになりました
目に見えない懐かしい人たちとともに、
お盆の頃の長雨も去って、
いまは、
残暑厳しい日がつづいております。
でも、
カラダがときめきを求めてしまう
夏の煌めく熱さは、
流石に遠くへとなり、
秋の雰囲気をかもしだしながら、
木々の緑と遊ぶ木漏れ日の優雅さです。
さて、
新型コロナウイルスによる
感染拡大も終わりが見えず、
緊急事態宣言が発令されます
都道府県も増えてまいりました。
静岡県も
感染者数に浮き沈みがありますが、
緊急事態宣言発令中ということで、
緊張感が漂い、
危機感を持つひとたちが多いのか、
一気に進むであろうと
準備万端のワクチン接種も、
その予約受付がシステムダウンをおこしたりと…。
磐田市民のみなさまも、
身近に迫るウイルスに対して、
やっぱり
早くワクチンだけでもと、
心配されているのでしょう。
八月のはじめに
二回目の接種を終えたわたしとすれば、
とても感謝と、
ありがたい気持ちでいっぱいです。
接種したからといっても、
感染しないわけではありませんから、
このあとも
大人の判断で過ごしていきたいと思います。
夕べも、
用事のため
浜松市内を車で走ってまいりましたが、
午後八時近い時間、
車窓を通り過ぎていきます
飲食店の明かりも消えて、
また、
淋しそうに揺れている店内の照明が、
いまの現実を教えてくれた夜の世界でした。
わたしにも浜松市内、
馴染みのお店があって、
常連さんと呼ばれる小料理屋さんもあります。
どうか、
耐えて乗り越え、
また美味しいお料理とお酒、
楽しい会話がもどって来ることを、
指おり数えながら待っているわたしなのです…和尚のひとりごとでした。
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