和尚のひとりごと “やっぱりこのときだけは…いい女になって美しくお撮りになりました”
八月も後半にはいりましたが、
相変わらず
不安定な空模様がつづいております。
境内を賑わせているセミたちも、
しばしの青空の下で賑やかです。
でも、
雨が降りだすと…
“これはあかん”
と静まりかえります。
残された僅かな時間、
思いっきり、
そして、
めいっぱいに刻ませてあげたいと思う、
去りゆく夏の風物詩、
これもまた大切な音なのです。
さて、
新型コロナウイルスによる
感染拡大が止まらず、
この静岡県にも
緊急事態宣言が発令されました。
夜の街も人影が消えて、
輝きを忘れたネオンが淋しそうに、
路地の奥で小さくなっているのでしょう。
もう、
めったに…
灯りに誘われ、
華やかなお姉さんのもとへと
足をはこぶことも、
このご時世、
わたしもありませんが、
ひとりグラスをかたむける時間に
今日の出来事を思い、
いつかまた、
自由なわたしになって、
カラフルな明かりが誘う路地の奥…
神秘の世界へと向かいたいものです。
ひとはひとを求め、
男は女を求め、
女は男を求めて生きていく。
淋しいこころの隙間を埋めるため、
出会いをさがして
生きるのがひとというもの。
なかなか上手にはできないけれど、
『あきらめたら…それでおわりだよ』
これからも
そんな言葉を伝えてあげられる
わたしでありたいし、
『あきらめるまえに…ひとやすみだよ』
と教えてあげられる存在でありたい。
ここを訪れるひとたちは、
そんなすがれるなにかを求めて
足をはこんで下さるのだから、
形や物ではない、
そんなお土産をこころにさしあげられる
お寺でありたいな。
たとえ、
どう見られようと、
思われようと、
そのひとの価値は、
その場の出来事や態度、
表面だけの言葉で決めつけるものではなくて、
その終わりを迎えたとき、
長い時間をかけて生きてきた
その人の背中に
答を見つけてあげられたなら、
それが、
そのひとの価値というものではないかなと思う、
Stay…
そしてHomeのわたしなのです。
だれだって不器用で不揃い、
そんなものに
いちいち目くじらをたてていても、
得てして
欲しいと思う答は得られないものです。
それより、
難しくても確実に得られる
生き方をえらんでみるのが先の道しるべ、
大海の羅針盤になるのではないでしょうかね。
さてさて、
またまた
こんなのをそろえてみました。
【LEDライトビューティー】
美顔で撮影ができます自撮り用ライトです。
西光寺を訪れて、
Instagram、
SNS等で、
ここを宣伝していただける女性に、
男性に、
自由に
お使いいただけるようにしようかと。
さっそく、
自撮り第一号…
今日、
占いで来られております先生、
愛恋(あれん)先生が…
やっぱり
このときだけは…いい女になって…
美しくお撮りになりました…和尚のひとりごとでした。
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