和尚のひとりごと “わたしの点がつながるという予感がする…点との出会いを”
六月最後の週末を迎えました
縁結びのパワースポット。
お天気は、
曇り空ですが、
清かな風がときおり通りすぎる境内です。
本堂のなかに
並べてあります風鈴が響きわたり、
気持ち的には…
涼しくいたいと思うわたしです。
さて、
今週は、
東京オリンピック2020の聖火が門前の旧東海道を行き、
少しだけ
歴史の証人になりたい
人々が歩道に並んでおられました。
わたしもそのひとりとして、
神を称える聖なるギリシャの火と、
仏さまの出会いを確認したくて眺めておりました。
数分間の出来事ではありましたが、
その短い時間、
わたしたちには見えない、
聞こえない話し合いが、
門前を通過しながらもたれていたのでしょうか。
そんな風に考えて想像するだけで
楽しくなるわたしでもあります。
海の向こうから台風も近づいていて、
お天気の変化と
急変が気になるところではありますが、
確実に季節は、
目の前にせまった七月に向かって、
動きはじめております。
そんな季節のラストスパート、
週明けになりますと
地元静岡県ローカル放送局…
テレビ番組のロケがあります。
番組のコーナーで
磐田市が特集されるということで、
取材先のひとつにえらばれました西光寺。
わたし自身が
『えらんでよ』
と頼まなくても、
あそこがおもしろいよと
知らないところで話してもらえるありがたさ。
これひとつ考えますと、
結ばれていきますご縁に限りは無くて、
無限の結びつきのように
目の前の点が、
まだ見えてこない点を求めながら線を生み、
ずっとずっと
つづいていくものなのでしょうね。
だから、
ご縁とは楽しくて嬉しいものなのです。
そして、
結ばれた不思議さに
幸せを見つけることのできる、
あなたでもあるのですよ。
一生のストーリーも捨てたものじゃなくて、
試行錯誤しながら
あたらしいなにかを求める旅でもありますから、
まずは、
その街が台風で荒れる前に、
予告編程度になるはじまりの点を…
探してみましょうかね。
わたしの点がつながるという予感がする…
点との出会いを…和尚のひとりごとでした。
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