和尚のひとりごと “いまのわたしで…いまを生きることを喜びとする”
少し曇り空がもどってきた磐田市です。
しばらく
五月晴れが続いて、
心地よい
暖かさにつつまれておりましたが、
また
西の方角から下り坂のようです。
毎朝、
聴いておりますKBS京都でも、
明日は、
京都地方も
まとまった雨が降る予報と流れておりました。
気温も若干低めとなり、
半袖では肌寒い気温になりそうです。
西から近づいてくる東の街々。
このあたりも
潤いに濡れる時間…
そう遠くなさそうです。
さて、
東京オリンピック2020開催まで
二ヶ月をきり、
毎日のように報道がなされております。
安心安全に
世界中からアスリートが集まる環境を整えるという言葉の元、
聖火リレーも
全国各地を駆けぬけております。
新型コロナウイルスによる
感染による緊急事態宣言の延長もやむなしと、
対象の都道府県においては、
検討がもたれております。
まだまだ予断が許さない感染人数。
ここで気をぬくと一気に大波が訪れ、
振り出しにもどってしまう危機感があります。
それでなくても
ひとびとの緊張感は遠くへと去って、
もう自由な行動に
身をまかせるひとたちもおられます。
ときに慣れとは、
取り返しのできない
結果を生みだすこともありますから、
この情勢がどこに向かっているのか、
そして、
日本列島の青い空が世界の祭典を描くことができるのか、
タイムマシーンでも手に入れて
未来の様子を見てきたいものです。
でも、
自分の未来を知ることは、
期待もあり怖さもあり。
ずっと先の世界を覗いたとき、
そこに
わたしの存在がなければ寿命を知ることになりますし、
その未来を変えてしまおうと思う
保身のわたしがこころのなかに現れるかもしれません。
よく、
映画にもなりますが、
未来を知りすぎると
まだ見ぬ景色の楽しみもなくなってしまいます。
知らないからこそ楽しい、
そんな生き方を…
これからも実践していくことにいたしましょう。
天高く宇宙へは、
飛び出す文明を得ることができましたが、
タイムマシーンの開発は、
まだまだ遙か先になりそうですから、
いまのわたしで、
いまを生きることを喜びにすることにいたします。
いつの日か、
未来の誰かが過去のわたしを訪ねてくるその日、
過去のわたしは…
子孫にとってもいいひとであったと、
そうありたいですからね…和尚のひとりごとでした。
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