西光寺のブログ

二年目にはいっても、

新型コロナウイルスによる

感染拡大が止まらず、

都会に限定できないほど

地方にひろがっております。

緊急事態宣言が出される都道府県も増えて、

なんとか

ひとの流れと動きをおさえたいという

政府のとり組みではありますが、

机のうえで描いているようには、

予定通り進んではいきません。

もう、

慣れてしまった危機感と、

我慢ができないひとのこころ。

時間がかかりすぎると

上手くいかないことが多いようです、

と同時に

いろいろな予定や催し物が中止に追いやられ、

二年連続で開催ができなくなることも、

日本全国各地でおこっていることでしょう。

いくら感染対策に徹して、

完璧なものを支度したとしても、

その隙間からすりぬけてしまうのが、

目に見えない存在たちへの恐怖です。

きっと、

人類は、

この恐怖を繰りかえしながら学び、

生きることを許された

命をつなげて

現代に至っているのかもしれません。

そう考えますと、

やっぱり最後は…

乗り越えられる“生きる力”というよりも、

選ばれていく

ひとりひとりの“生命力”ということでしょうか。

さて、

毎年４月、

磐田市で開催されております

『いわた大祭り　遠州大名行列・舞車』

今年は市長選、

市議会選が重なり５月の開催予定でした。

今週始めまでは、

開催の雰囲気で

準備も進められておりましたが、

ここ数日の市内感染拡大が著しく、

また、

静岡県からも緊急性のメッセージが発表されたり、

風がはこぶ手紙にしたためられた…

【中止】の文字がこの街へも訪れたようです。

夕べ、

イベント（いわた大祭り）の開催について

話し合いがおこなわれ、

残念ながら

動いていた５月２２日開催実施から

二年連続の中止の決定がなされました。

残念というより、

賢明な判断で、

周りのひとたちの命を守る結果につながる

答であったと思います。

わたしも、

歴史絵巻、

遠州大名行列の総監督として、

今回のわたしオリジナルの時代劇のあらすじと

シナリオをつくり

書きあげておりましたが、

昨年は、

昨年用に作りあげた

あらすじが手元にありますので、

両方を合わせ、

二年連続

演じていただく舞台と物語、

その一コマ一コマがひとの目にふれる披露も無くなりました。

また機会がありましたなら、

あらすじぐらい、

こんなのを書いてみましたと、

ここでオープンにすることも

楽しいかもしれませんね…和尚のひとりごとでした。