和尚のひとりごと “あなたの…わたし住む街にも…たぶん…ないでしょうね”
変異株による感染拡大をふせぐため、
大都会では、
三回目となる緊急事態宣言が明日、
発令されます。
ちょうど一年前、
不自由な時間を耐えて
忍んだ風景がまた広がろうとしています。
日本列島、
すべての都道府県ではありませんが、
いま
はじめないと
止まらなくなる可能性があると判断された
都府県が対象となります。
これによって、
仕事を無くされる方、
お店や会社自体を廃業に
追いこまれる方々もおられるかもしれません。
たくさんのひとたちの我慢あって
緊急事態でありますから、
どうか、
ひとりももらすこと無く
救済措置を講じてほしいと思います。
静岡県は、
感染者の数は落ちついておりますが、
いつ何時、
何処でわたしも感染してしまった…
という可能性はありますから、
対象外の街に住むとはいえ、
落ちついて
正しい行動の判断を求められる、
この先にひかえた大型連休の過ごし方です。
ご法事も少ない連休中、
わたしも
お寺で住職の時間が多くなりそうですが、
自由になりたい気持ちはわたしも同じ。
一日でも早く
その日が訪れることを願い、
そして祈り、
予定をこなす数日以外は、
おとなしくジッとしていようと思います。
連休中、
また
お寺でお目にかかれるときがありましたなら、
気をつけながら
お出かけいただいてご参拝ください。
遠くの良さから近くの良さへ。
近すぎるからこそ普段は足をはこばない、
そんな
隠れた…
自分的に
好きになれるところをさがす時間も楽しいものです。
というより、
そんな
いつでもいける近いところと思うこころから、
いまだから知ろうと思う
近くへの好奇心を支度して、
さあ!準備はいいでしょうか…ね。
あなたの住む街を再発見して、
あなたの街を好きになる。
遠くと自由、
そんなこころの葛藤をひととき忘れられる、
なにかひとつ、
時間と景色をもとめて
“わたし住む街へ”。
それでも、
こんなことをしているお寺は、
あなたの…
わたし住む街にも…
たぶん…ないでしょうね…和尚のひとりごとでした。
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