和尚のひとりごと “三月からはじめてみましょうかね”
三月にはいりました。
お天気も
西から下り坂の予報ではありますが、
雲の合間から青い空が覗く、
過ごしやすい弥生初日の日となりました。
一歩、
地元の街、
外にでかけて見ますと
今日は県立高等学校の卒業式のようです。
志高く、
そして青春時代の思い出を胸に、
深き絆の友だちとの別れ、
新たな出会いの扉が開きます。
その良き日を祝福するかのように、
この空はあるのかもしれません。
気温も春の装い、
陽射しのもと歩いておりますと、
とても気持ちが良く、
つつまれる風も
足下で楽しそうに遊んでおります。
もう、
春が来た春が来たと、
舞いあがる埃も友だちにして通りすぎていくようです。
さて、
気分的にはウキウキと、
しかも、
緊急事態宣言も一部の地域を残して解除となりましたので、
こころは知らない街へと向いているでしょう。
静岡県の西部にあります舘山寺温泉、
しばらく
休業中の宿泊施設もありましたが、
お隣の愛知県に
だされておりました宣言が解除になったということで、
ふたたび
営業がはじまるとニュースで報道されておりました。
徐々にもどりつつある生活の時間。
いままで
我慢と自粛をつづけて地元で過ごしていたご褒美に、
安心して行動できる範囲で
癒やしを求めてもバチはあたらないでしょう。
本当の春とは、
ひとびとのこころに
花を咲かせるきっかけを贈られたそのときはじめて、
訪れるのではないでしょうか。
そんなことを思いながら、
あなたの春の訪れが一歩一歩、
近づいていることを祈るわたしなのです。
ほら、
耳を澄ませてごらんなさい、
いま一番望んでいる
出来事の足音が聞こえてきませんか、
もし、
こころに聞こえてきたのなら、
もっと三月が大好きになりますよ。
できることなら、
三月、四月、五月…
すべての月日が大好きになる出来事に、
こころを躍らせたいですよね。
“十二ヶ月”がすべて大好きなんだとね。
そのために、
まずは、
できるところから…
そうです、
三月からはじめてみましょうかね、
この一ヶ月を好きになる…
あなたの出来事をさがしながら…和尚のひとりごとでした。
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