西光寺
時宗 東福山 西光寺
時宗 東福山 西光寺

Saikouji Blog

和尚のひとりごと “わたしは覚えている…”

今日ものんびりと過ごしております。

朝から裏山にはいって

ひとり好きなことをしていたり、

ランチ前のひとときに

エスプレッソを味わったりと、

今日もわたしの時間が、

見あげた青空のように高く高く、

そして、

浮かんだ白い雲の自由さに

重なって過ぎていきます。

IMG_5912

お寺の裏山も

昔々は、

深くお茶畑がつづいていたことでしょう。

太平洋戦争のおり、

市内に部隊がつくられた関係で道路が通され、

まわりの景色も変わり、

“森”そのものの名残を伝えているのは、

西光寺の裏山ということでしょうか。

登ってみると小さな林、

でも森から林へと姿を変えても、

いまも立派に

お寺の背景の役目をはたしてくれています。

一般のひとも、

お檀家のひともはいらない場所。

この残された貴重な自然を生かして、

またなにか

おもしろいことができないかなと、

こころから伝わってくる

アイデアとひらめきを待っているわたしなのです。

さて、

先日、

西光寺を本物の縁結び・恋愛成就パワースポットとして

認定と推薦をされた

安寿先生から朝一番に連絡があって、

西光寺にお祀りしております

有名な日限地蔵さまが夢に現れたと…。

聞いてみますと、

昨年より

会場としてお貸ししております占いの部屋、

その様子をご覧になったお地蔵さまから

伝えたいことがあると現れたそうです。

きっかけはどうあれ、

このお寺に

たくさんのひとたちが訪れることはいいが、

それだけが目的で、

お寺にお参りさせていただいている

こころの持ちようが無いと…。

もう、

そんな占いだけで訪れるひとたちは、

追いはらってほしいということでした。

本堂にはいるとき、

でていくとき、

そこに合掌の姿があるかないか、

訪れるすべてのひとの様子を

わたしは覚えていると…話されたそうです。

お賽銭も、

ご祈願も、

ひとり辛さをかかえるひとのためにあって、

わたしもお賽銭で約束できることもあると。

この話、

信じる信じないは、

ひとそれぞれではありますが、

安寿先生の元にお地蔵さまが現れたことは、

やっぱり、

なにかのメッセージを伝えるため、

言葉を受けとれる

その力あるひとのところに現れたのだろうと

信じているわたしです。

そして、

その意味のことを誰よりも理解している

安寿先生から連絡がとどいたことも、

その信憑性を

たしかなものへとする意味があるのでは…

と思うわたしです…和尚のひとりごとでした。

 

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