和尚のひとりごと “命あるものはいつかは滅して存在が消えていく”
十年前、
大きな地震にゆれた東北、
夕べ遅く、
ふたたび
その余震と思われるゆれに襲われました。
幸いにして
震源の位置が深かった関係で
津波の心配はありませんでしたが、
震度6強の自然の力は建物を一部壊して、
崖を崩し、
いっときの停電をひきおこしました。
朝になって
地元のみなさまのコメントが聞こえてきましたが、
あの十年前の恐怖がよぎったと…
話されておりました。
今日の早朝、
私のFacebookに書かせていただきましたが、
2020東京オリンピック開催に関した
組織内のゴタゴタが表面化して、
世界中から
日本は、
どのような答えを選択するのか注視されております。
そんな矢先の余震による地震。
新型コロナウイルスによる
感染を防ぐ自粛と我慢の生活のなか、
オリンピック開催のワクワク感が
ずっと薄らぐような出来事がこの時期に発生して、
得てして
“なんでいまなの”
ということが、
過去を振りかえると多いことかと。
東京オリンピックは、
東日本大震災復興のシンボルとして
開催が進められておりますが、
また新たな課題を大地に刻んで、
自然は、
私たちにどんな答えを求めているのでしょうか。
イバラの道はつづいて残り半年をきる。
日本オリンピック
組織委員会の会長選出についても
透明性があるようで不透明、
総理をはじめ
組織委員会には関与しないと話していた
政府も関与をはじめて、
水面下では人選が一本化になりつつという報道も。
本来、
会長になにかあるときは、
副会長が代理となってその任につき、
組織の運営に
差しさわりがないようにしてあるのが
一般的な組織というものですが、
今回は、
組織外の人選がなされようとしております。
ということは、
副会長のみなさまは、
会長を代役するほどの器を
そなえていないひとたちで組織されていると
いうことでしょうか。
この結果が答えを教えてくれるのは約半年後。
でも、
不安にかられる被災地のひとたちからすれば、
そんな話題のことより、
ここに住む明日の私に希望を抱ける
リーダーシップを求めたくなるのが、
現実を生きる
こころからの本音ではないでしょうかね。
新型コロナウイルスによる
感染拡大防止の切り札、
ワクチンの接種もはじまります。
果たして、
いま見たり聞いたりしている
目の前の出来事の答えは、
どのような扉を選択して開くのでしょうか、
そして、
だれがえらばれるのか…
ちまたで話題の新会長の手腕を
見させていただくことにいたしましょう。
さてさて、
明日はお釈迦さまのご命日、
涅槃会です。
命あるものはいつかは滅して存在が消えていく。
このお釈迦さまの理を知れば、
今日の大切さがわかりますよ、
迷えるそこのあなた…
花草団子をゲットしに涅槃のお姿をご覧にお越しなさい…和尚のひとりごとでした。
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