和尚のひとりごと “あれもこれもあんなこともそんなことまでもしたいのです”
一月も…今日が最終日。
明日から訪れる
二月も日数が少ないから逃げていく月。
気がついたなら、
あっという間に
過ぎ去っていくことでしょう。
今年はいろいろな関係で節分も早く、
百二十四年ぶりに二月三日の立春、
節分は二月二日となります。
『鬼は外 福は内』
今年もその調子でいきたいところですが、
感染拡大を気にしながら…
『新型コロナウイルスは外 健康は内』
といきたいところでしょうか。
自粛自粛がつづいている首都圏や関西エリア、
東海地域も安心はできません。
ちょうど間にはさまれている
静岡県の存在を考えますと、
県境の緊張感も高まり、
もう少しの辛抱と、
耐えるひとたちの思いが描く高い青空です。
磐田市も感染者の数が流れて、
クラスター発生の病院も報告。
身近な存在として
緊張感につつまれております。
ワクチン接種のスケジュールが話題になっている
今日この頃、
新しい春は、
自由な風をとどけてくれるでしょうか。
僅かな期待を胸に
そのときを待ちたいと思う私なのです。
でも、
本音からいえば
気を遣う生活がまだまだつづいていて、
ようやく笑顔で話せる日は、
もうワンシーズン
向こうになると思っている私です。
2020東京オリンピックのチケットも
当選している私ではありますが、
たとえ開催されましても
無観客で開催…の声も聞こえてまいります。
幻のチケットに
なってしまう可能性もありますが、
それもまた
この時代のなかを生きていた
人生のチケットということで、
切りとると…
なにか
その先にあります楽しみが終わってしまったり、
目の前の道が
途切れてしまいそうな気がしますので、
そのまま
こころに持ちつづけることにいたしましょう。
僧侶のなかなら
煩悩の数では負けない私。
まだまだ、
あれもこれもあんなこともそんなことまでもしたいのです。
仏さまの世界へは、
とうぶんお断りかな。
私が乗りこむ
終着駅行きの列車がお迎えに来てもね。
この時代がどんなゴールを迎えるのか見てみたくなりました。
さてさて、
私の順番は丁寧にお断りをしないとね。
もっとあそびた~い…
いいえ修行した~い私です…
おもてむきはね…和尚のひとりごとでした。
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