和尚のひとりごと “安心安全裕福という椅子に座っておられますみなさまへ”
日本政府より
首都圏を中心に
ふたたび緊急事態宣言が発出され、
また不自由で
厳しい日々がはじまりました。
これに加えて
他の県においても
同じく
発出を要請するところがでてまいりました。
首都圏だけに限らず、
地方においても感染拡大が止まらず、
ましてや
変異種のひろがりが危惧されております。
ちょうど一年前は、
お正月を楽しみ、
賑やかな声が制約もなく響いていた景色、
成人式に咲いた
華やかな彩りにつつまれていた列島。
初期の対応や対策がとられたとはいえ、
最後は人の動きと自覚と協力。
この歯車がかみ合わず、
隙間から漏れた新型コロナウイルスがいま、
一年後の景色を一変させてしまいました。
夜間のお仕事のみなさまも売り上げが激減。
もちろん、
夜のお店からクラスターが発生して
感染拡大をひろげているイメージが大きすぎて、
矢面にたたされ
本当の苦しさや辛さを知っておられるのかと、
赤い絨毯のうえを
歩かれているみなさんへの批判も聞こえてまいります。
決めることは簡単、
任せることは簡単。
でもいま机上の話し合いより、
もっともっと
現場の声に近づかないと、
益々
自らが自らの命を散らす連鎖が止まらなくなります。
報道では、
ひかえられて伝わってはきませんが、
毎日毎日耐えきれず、
遠くの世界へ旅立ち、
残されたひとたちに
さらなる苦しさと悲しさを残されていく、
なんて負の連鎖なのでしょう。
“平等に支援”には理解できますが、
借金に借金を重ねて
落ちついたらもう死ぬまで、
いいえ、
死んだあとも返済返済。
貸せばいい、あげればいい、
そんなことより
日本全国すべての店舗の声を聞きに、
地元出身の議員は足をはこび、
地元すべての声を
上にあげる橋渡しをすることが先決ではないでしょうか。
金バッチの晴れ姿…
当選した獲得票数、
その数だけの命を託され
選ばれた『あなた』だということを忘れていませんか?
たくさんのお金につつまれ、
たくさんの部下を動かすことのできる、
その特典を得たいために
いまの立場を目指しましたか?
はじめて望んだ
選挙の私を思いだして行動に移すとき、
それがいまです。
上のほうより下界を眺めながら
“安心安全裕福”
という椅子に座っておられますみなさまに、
ちょっと、
めずらしく言いたくなってしまった私なのです…和尚のひとりごとでした。
コメント
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まりさん
いろいろ背負ってこの時代、
いまを暮らす人たちが
たくさんおられるということですね。明日の明け方こそ、
わたしが求めているお日さまなんだと、
僅かな期待に命をあずけながらね。いま、
ふんばりどころです。ご無理をなさらないようにね。
和尚
涙が溢れてきて止まりませんでした。