西光寺のブログ

いよいよ、

暮れのカウントダウンが聞こえてくる頃となりました。

もう華やかで

賑やかなChristmasも去って、

笑顔の花に

ひとときの幸せを覚えた時間も過去となりました。

止まらない

新型コロナウイルスによる感染拡大も、

変異したウイルスの蔓延対策にシフトが変わり、

ホームステイが呼びかけられたサンタの夜。

みなさまのところには、

サンタクロースは訪れてくれましたか？

お願い事や、

サプライズの贈り物に幸せを感じて、

更けていく夜を過ごされたでしょうか。

私的には、

サンタクロースには、

春夏秋冬、

一年中訪れてほしいと思っています。

なぜなら、

いい出来事は、

サンタからの贈り物と思うと夢があって

ウキウキとなれるのではないかなと思います。

ときにはおねだりをしながら、

ときには願わなくとも叶う出来事。

いいご縁と

サンタが起こしてくれる出来事は、

地球上のレベル、

無限の宇宙から眺めれば、

同じようではないかなと思います。

もちろん、

品物だけではありません。

人生を

いい方向へと導き、

変えてくれるひととの出会いも、

もしかしたら、

そのひとそのものがサンタクロースの存在かもしれません。

一日一日、

一年中。

いつも傍にいてくれるサンタクロース。

欲とか煩悩とか、

そんな感情や心を越えた先に実は、

サンタクロースが待つ

世界がひろがっているのではないでしょうか。

お寺の和尚という立場上、

お釈迦さまの教えを伝える使命がありますが、

もっともっと

柔軟に教えを伝える伝道師でありたいと思います。

宗教の壁をとりのぞき、

世界が平和に、

そして

お互いを認める、

心の“ひろさ”そのものが大きな教え、

宗教ではないでしょうか。

そう考えますと、

暗くなっていたひとに

笑顔の種を贈るサンタクロースも、

大きな大きな

愛の教えを伝える伝道師なのかもしれませんね。

そして、

世界中を飛びまわり、

宗教にこだわらず贈る心の深さは、

いざこざの原因、

宗教観を超越した存在として、

ひろい教えを伝えているように見える私なのです。

さて、

みなさまよいお年をお迎え下さいませ。

一年間、

和尚のひとりごとに

お付き合いをいただきましてありがとうございました…和尚のひとりごとでした。