和尚のひとりごと “あなたの春は…どんな物語を語れるあなたでいられるのか”
師走の風は少し暖かく、
カラダが凍える冷たさは、
朝夕のひとときにだけ感じられる
今日この頃。
いよいよ、
真冬の妖精たちが白いお土産をたくさんかかえて
日本列島に訪れる週明けの明日です。
これで
本格的な師走の景色に街は模様替え。
賑やかな
Christmasの飾りに踊る
ひとたちの笑顔であふれる、
ウキウキの物語が進んでいくことでしょう。
こんな世のなかだから明るく過ごしてみたい。
なにも遠くまで足をはこばなくても、
ここで楽しもうじゃないか。
そんな思いで
ひとつひとつ境内に取りつけた
イルミネーションも、
寒さが訪れると喜ぶことでしょう。
凍える空気は透明の世界をはこび、
透きとおった夜空に
煌めく星たちを夢見て、
いつかあの輝きになりたいと
願っているのかもしれません。
空には空の主役が、
大地には大地の主役が、
それぞれの光で心を癒やし、
ジッと我慢のひとびとの心に
ひとつの灯を贈り、
いま、
こうして生きている時代の主人公として、
時代の流れが落ちついたなら
輝くあなたでいるよう、
応援してくれるように感じる私です。
感染を恐れて、
感染の拡大を避けて過ごすひとたち。
気を許せる
仲間たちとの時間も我慢して
家で飲むお酒。
それもまた
楽しくやろうじゃないですか。
そこが心のより所であるなら大丈夫。
あなたの時間をあなたがつくり、
あなたが温かい灯になったなら、
心のイルミネーションは美しさを増して、
大地の主役となれます。
自由をとりもどせるその日まで、
まだまだ
遠い道のりではありますが、
冬もまた楽しい、
粉雪舞う季節に遊び、
私を楽しみましょうね。
冬来たりなば春遠からじ、
あなたの春は、
どんな物語を語れるあなたで…
いられるのか。
そのためには、
この冬をあなたらしく過ごし、
楽しい私でいてくださね。
それもまた私の願いでもあるのです。
こうして、
ひとりごとでつながるあなたを思いながら…和尚のひとりごとでした。
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