和尚のひとりごと “追い越されることにも意味がある”
秋のお彼岸が終わって、
いつもの週末に。
連休中に刻んだ
楽しい思いでも心の奥にしまって、
またつぎの楽しみに向かって
明日の糧になっていることでしょう。
一日一日
生きる意味や目的をさがしてまた歩いて行く。
疲れがたまれば立ち止まればいいし、
振りかえり
我が道を思いだして反省の日々もあって良し。
でも、
後悔はしないで。
そこまで
歩んできたあなたを褒めてあげたいから。
目的もなくただ漂う人生より、
ちょっと生きて
可能性を試そうかなと思うあなたのことが好き。
失敗は成果、
道に迷うことだって
その道を知ることにつながります。
どんな出来事だって
あなただから経験することだし、
あなたを育んでくれるきっかけにもなります。
楽しいこと悲しいこと、
辛いことに得意なこと、
すべて
未来(あした)のあなたのために導かれる
必然的なことです。
楽しいことはもちろんのこと、
苦しさも友だちにしてつき合っていこう。
そこにあなたの笑顔を添えれば大丈夫。
涙があふれたら自然にかわくのを待とう。
その涙の意味に気がついたなら、
その涙も無駄じゃなくて、
涙の私も受け容れられるから。
ゆっくりゆったりあなたの歩幅で。
だれかに
追い越されても気にしない気にしない。
追い越されることにも意味があって…
“おさきにどうぞ”
でいきましょう。
追い越されたその背中を追いかけるよりも、
あなたの背中を目指して歩く
誰かのために進んで行きましょう。
誰かの導きになって生きる、
あなたの人生もきっと誰かのお役にたっていますよ。
そんな素敵な生き方を実践する
あなたを応援したい私なのです。
一度、
お寺にいらっしゃいませ。
その生き方に学びたい私です。
私の知らない歴史を刻んでこられた
あなたが語る人生。
ここを訪れて下さるみなさん…
我が道を語れる立派な先生ですよ…和尚のひとりごとでした。
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