和尚のひとりごと “嬉しいことがまたひとつ生まれた…嬉しくなる西光寺”
八月のお盆が終わって
秋らしくなるという期待は遠くへと。
八月後半も残暑厳しい日がつづいております。
天気予報では、
この週末は曇りで雨模様の予定だったのですが、
雨のマークは消えて、
お日さまの日射しにつつまれている磐田市です。
熱中症に新型コロナウイルスによる感染、
そして、
出かけることのうしろめたさと、
この街の人たちも気を遣う日々を重ねながら
過ごしておられることでしょう。
それにしても暑い日です。
でも、
昨日の夕方あたりからは、
ようやく秋の気配を感じる風を感じ、
『待ってました』
と虫たちも合唱をはじめたようです。
あれほど響いていた朝の蝉の声、
いまではすっかり静まり、
耳を澄ますと
遠くから、
ツクツクボウシの寂しさと意地が音符になって
聞こえてまいります。
自然は、
たしかに季節の移ろいを知っていて、
一生懸命に生きる姿を伝えてくれているのでしょう。
それに気がつくのか、
日常の風景として
見逃し気にかけないのか。
人は、
どうして
自然のメロディーに
季節の変化を感じようとしないのでしょうか。
“あたりまえ”
で終わってしまったら喜びも生まれません。
常に感動と嬉しさ。
たった一度きりの人生、
嬉しく生きてみたいと思いませんか?
私も日々、
そんな気持ちで過ごそうと今日の朝を迎え、
また明日を望みます。
明日がもっと嬉しい日になりますようにと…
期待いっぱいで。
そのためには、
私が住んでいるここが嬉しくなければいけません。
お寺が嬉しくなる、
訪れた方々が嬉しくなる、
明日が恋しくて嬉しくなる、
そんな聖域になりますようにと、
今日も楽しくしております。
おかげさまで、
近隣にはない自由なお寺として、
住んでいる私でさえとても嬉しく思います。
これからも気持ちひとつで変われる嬉しい私。
みなさまも嬉しい人生と、
嬉しい日々を生きてみませんか。
まずは、
私が嬉しくなることを実践しながら。
思うだけではなくて、
嬉しいと思ったことに行動をおこしてみましょう。
今日、
ご夫婦で訪れてくださったお二人、
以前、
お嬢さんが参拝されてすぐに良縁が。
順調に話が進んで結婚されたということです。
お母さまのお話ですと、
『娘の年齢も三十代後半にはいり、とても心配』
されたそうですが、
お母さまがここを知ってお嬢さんとお参りに、
効果てきめんで幸せの道を歩まれていると。
お礼参りの姿に
嬉しいことがまたひとつ生まれた…
嬉しくなる西光寺なのです…和尚のひとりごとでした。
コメント
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あんずさん
一度きりの人生、
だれにとっても見えない未来に
不安もあれば期待もあります。そのなか、
どう生きるのか…これからの出来事は、
すべて
その先につながる経験であり
学びとなるでしょう。まわりの心配が和らいだら、
ますます
キラキラと輝く
つぎは…自分自身でいてくださいね。和尚
お世話になります
和尚さま、相変わらずお優しい。心がとても癒されます。
私も人の親でございますが親になりますと我が子の幸せを願う日々です。親心と母心‥飛び交う世の中です。春先から自粛自粛自粛に中止中止中止の言葉や文字が並ぶ自由のあり方を考えてしまいます。
6月に西光寺さんにお参りへ
わたくしは我が家の大学生の事をお願いしました。このご時世の中、いろんな思いをしつつも前に向かって取り組んでおります。投げやりもなく未来に向かって良き未来のご縁に向かっております。わたくしは、パワーを頂いて我が家に持ち帰れました事に感謝しております。更なる良きご報告ができますようパワーと共存してまいります。
追伸
まだまだ暑い日中です。和尚さまご自愛くださいませ。