和尚のひとりごと “Stay…そしてWith”
六月にはいって一週間が過ぎ、
人の流れも変わってきたでしょうか。
ずっとずっと押さえつけられた状態、
我慢に我慢を重ねて
出かけることは自粛。
県境を越えての用事はまだまだやめてと…。
そんな状況のなか、
ようやく
地元のなかであるなら自由が許されはじめたいま、
人の心は、
ここ西光寺でも、
普段多めに用意してあります参拝のパンフレット、
この週末…
二日間でお持ちになる人たちがたくさんおられたようです。
このパンフレットを手に縁結びのお参りを。
それぞれの思いを胸に参拝されたのでしょう。
もちろん、
新型コロナウイルスによる感染がおさまり、
我が身に
ふりかかることのないことを願いながら。
数週間前なら
人の姿を見ることが無かった境内に、
このまま…
縁結びのパワースポットもどうなってしまうのかなと
思ったりしましたが、
やっぱり、
人は人の温かさを求めて、
明日を望むもの、
幸せと良縁を探して、
今日は西光寺へ。
なんてありがたいことでしょうか。
みなさまを迎える、
風鈴の音も
清かに喜びを音色に乗せて響いております。
風の通るお寺のひとときを、
みなさん
どのように感じてくださっておられるでしょうか。
雨の季節も…もうそこまで。
雲たちは、
たくさんの雨粒を支度して
出発の待機中でしょうか。
そして、
その雲のうしろには青い空が、
南の海のうえで出番を待っているようです。
本格的な夏の暑さも、
めっちゃ嬉しい私。
新型コロナウイルスによる
感染拡大で静まった国内を知ってか…知らずか、
今年もまた季節はうつろい、
変わらぬ景色を描いてくれることでしょう。
ほんの少しの我慢と知恵、
あなたに相応しい方法で、
これからの季節を
楽しく過ごしていただきたいと思います。
Stay…そしてWith。
これからも、
そんなあなたにえらばれる、
地元のお勧めでありたいと願う…私でもあります。
おや、
そんな私を応援してくれたようです、
風が舞い風鈴の音が賑やかに。
『和尚、それいい!と思う』…和尚のひとりごとでした。
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