和尚のひとりごと “仏さま…私…女性にモテたいのです”
この街にも
気持ちのいい秋の青空が帰ってきました。
でも、
高い空に高い雲ではなくて、
まるで夏の入道雲のように、
白い塊は漂い、
手をのばせば
とどくような高さを流れていきます。
度重なる台風の影響から
青い空も隠れておりましたが、
嬉しそうにひろがる様子を眺めていると、
ずっと遠くまで
自然の絵の具で描いたように
涼やかさな色がつづいております。
周辺で執りおこなわれておりましたお祭りも、
もうそろそろ収穫の時期を終えて、
落ちついた
静かさがもどってきた頃でしょうか。
人々の喜びの声はかけ声となって、
お囃子のメロディーに重なり響きわたります。
日本の原風景、
周辺の景色が変わっても、
そこに神聖な聖域がある限り、
受け継がれていくことでしょう。
それにくらべて
秋のお寺は静寂そのもの。
この静かさがいいから、
不思議ですがひとりでも寂しくない。
騒がしい方が返って心が乱れます。
あなたと相性が良いお寺さまが、
きっと何処かにあるはずです。
できることなら、
お近くにあればいいですね。
“仏さまが迎えてくれる慈悲深い聖域”
心で感じることができたなら…
あなたはあなたのままで。
ただ、
そこにいるだけで大丈夫。
目に見えない存在と遊び、
心が満たされる。
日本全国、
そんなお寺さまがたくさんあればいいな。
きっと、
そんなお寺さまの和尚さんは優しいから。
心が強い人は厳しいお寺へ。
心が弱い人は優しいお寺へ。
でも、
どちらにしても、
その空間には無償の愛がなくてはね。
そして、
その愛はだれが生むのだろう…。
やっぱり和尚さんかな。
お寺の参道を進むと、
やがて聖域に。
なぜか懐かしさを覚えたら、
あなたが無くした
愛を見つけることができるかもしれません。
『あなたと会いたかった』
と…笑顔で迎えてくれる和尚さまのお寺でね。
よし!
まずは、
『私も和尚さまに会いたかったです』
とその瞳で語られる私にならないと。
仏さま…私…女性にモテたいのです、
そこのところよろしゅうに。
そうだ、
清潔感からはじめよう…
今日は、
いつもの美容院でカットです…和尚のひとりごとでした。
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