和尚のひとりごと “生ビール三杯…いきました”
穏やかな土曜日、
風は秋、
そして空は高くつづいて、
街並みの稜線までつつみこんでいます。
旧国道一号線をはさんで向こう側の街では、
鎮守さまのお祭り、
五穀豊穣を喜ぶお囃子の音色が聞こえてまいります。
夜になりますと立派な山車をひいて、
煌めく夜の明かりの中に浮かびあがることでしょう。
子どもが小さな頃は、
いっしょにでかけたものですが、
流石に高校生以上になりますと、
もう
そんな時間も過去の時間として過ぎていきます。
ただ、
あんなお店であれを買ったな…
と思いださせてくれるお囃子の賑やかさでもあります。
さて、
夕べは、
ラグビーワールドカップの一戦、
南アフリカ対イタリアの試合を観戦いたしました。
実力の差というより、
世界のなかから勝ちぬいて
ここに出場されている各チーム。
スタジアムを訪れた四万二千人の観衆は、
どちらを応援ではなく、
両方に賞賛の拍手と声援をおくっておられました。
予選も順調に進んで、
勝ちぬいたチームによる戦いも
近づいてまいります。
持ちうる技術とテクニック、
そして、
スポーツマンシップのプレーに
大きな感動を覚える試合もまだまだ残されております。
“一生に一度”のご縁。
あなたらしい楽しみ方を見つけて、
ラグビーワールドカップの証人、
その一人になられては如何でしょうか。
スタジアムの最寄りの駅では、
おもてなしのエリアが。
日本人も、
応援に訪れておられます外国のみなさんも、
ともに生ビールで乾杯、
これも私たちができる国際交流ですね。
隣町から昼間の花火が聞こえてまいりました。
各町内、
鎮守の森に囲まれた聖域へと山車の出発でしょうか。
西光寺は今日も変わらず、
ご縁あります方々が縁結びのお参りにお見えです…和尚のひとりごとでした。
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