西光寺のブログ

秋と夏の思い出のこの時期、

暑さ寒さも彼岸まで…

その日も近づいてまいりました。

台風の被害と停電、

千葉県を中心とした

被災地のみなさまに心からお見舞いを申しあげます。

一日も早く電気が復旧して、

被害をうけられました建物の復興が進みますように合掌です。

そんなことを感じております今日は、

磐田市仏教会の行事、

磐田市の老人施設であります楽寿荘の慰霊祭法要があり、

私も参加させていただきました。

それぞれ

いろいろなご事情で、

施設で生活されておりますみなさまといっしょに、

今年も供養の時間を共有させていただきました。

私が座りました正面の祭壇には、

いくつものお位牌が並び、

お集まりになりました、

たくさんの和尚さまのご供養のお経が響きわたります。

お位牌を残して

亡くなった利用者の御霊、

施設を利用されていて亡くなった

身寄りのないお位牌が、

職員さんたちが用意されました

生花の美しさにつつまれております。

人には人生があり、

いろいろな歴史を経ていまがあります。

元気にお目にかかりました利用者のみなさまにも、

きっと

いろいろな物語があったんだろうなと思いつつ、

お経のあとのお話しを、

少しだけさせていただきました。

こうしてお互いに元気に会える幸せ、、

施設のなかの人たちも

こうして元気に参加ができるありがたさ。

これからもお互いが仏さまの存在として尊び合い、

仲良く過ごすところに長寿と幸せ、

満たされた時間につながりますよと

お伝えしてもどってまいりました。

これは、

すべての人にも言えることで、

袖振りあうも他生の縁、

知り合いであろうとなかろうと、

私がいるまわりの人たちの存在を

尊く感じながら生きることができるなら、

そこから

仏さまにつづいている道に導かれ、

心温かいあなたになれると思う私です。

私も仏さま、

あなたも仏さま。

こうして、

ひとりごとをしたためているお店、

私のまわりにも、

たくさんの仏さまがおられます。

その空間を共有している私は…

また嬉し…和尚のひとりごとでした。