和尚のひとりごと “お彼岸の七日間に私は…なにを思う”
平成三十一年の春のお彼岸、
平成最後の春のお彼岸の入り…その日を迎えました。
このひとりごとを
覗いてくださっておられますみなさまも、
それぞれ
ご縁がありますお墓へと足をはこばれることでしょうか。
お忙しくて
なかなかお時間がつくれない方でも大丈夫。
そう思ってあげられる優しさと、
ご先祖さまへの気持ちがあるのなら、
なにも思わない人より正しい生き方なのですから。
心があって実践。
心無しの実践は、
所詮格好つけているだけです。
実践の前に…やっぱり心だと思う私です。
今日から一週間、
お墓に出かけるのも良し、
その場所でご先祖さまを思う時間でも良し。
日本人らしい景色がひろがる春本番近しの七日間です。
この景色も
日本の原風景として
消えつつあるような時代が訪れませんように
祈る私でもあります。
小さなお子さんからご年配の方まで、
笑顔でお墓参りされている姿も、
とてもいいものです。
春の美しさを見つけるなら、
この様子も春の美しさのひとつであると思う私です。
街の様子もすっかり新しさにつつまれております。
きっと、
新しい道を歩む人たちは、
この街を離れて、
そして、
この街のなかに新しい道のつづく居場所がある人たちは、
この街を訪れてはじまりを迎えることでしょう。
各学校の入学式も近づいてまいりました。
若い人の笑顔が大好きな私は、
そんな笑顔が咲きほこる
希望の街であってほしいと願います。
しかめっ面は人を楽しくしてくれませんよ。
心を傷つける言葉は、
発した人の耳に相手の心の悲鳴は聞こえませんよ。
そんな私はどうだろう?
と向き合える時間でもあるのです…
お彼岸の七日間とは…和尚のひとりごとでした。
コメント
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お母さまの思い出を語れるあいだは、
ともに
その心のなかに生きておられます。楽しかったこと、
大変だったこと、
それらもすべて過ぎ去ってしまえば思い出。イヤなことなら思い出すことも無いでしょうが、
ふと、
思い出す瞬間があるなら、
自身にとってもそのときの時間は…
大切なひとときであったという証でもあると思いますよ、
酔芙蓉さん。いろいろな節目で思い出してあげてくださいね。
和尚
平成最後の春のお彼岸・・・
今年は母の十三回忌(5月)
89歳でした。
私の歳には母はとても元気だったと
最近良く思い出します。
糖尿病を患っており食事制限を強いられ
私と毎日 口喧嘩が絶えませんでした。
カロリーのコントロールが出来ないためです。
それも今は懐かしく・・・
最後は子供に帰り私の子供になりました。
そんなことを思い出させて
下さった一日でした。
徒然に♪