西光寺
時宗 東福山 西光寺
時宗 東福山 西光寺

Saikouji Blog

和尚のひとりごと “無駄な出来事では無くて、起こるべきものとしての出来事”

平成三十年も残すところあと数時間となりました。

この一年もみなさまにとりまして、

いろいろな出来事や経験があったことと思います。

私にとりましても、

故郷の父を仏さまの世界へと見送り、

また、

長男の結婚という節目も努め、

大勢のみなさまの真心に触れる一年でありました。

私にとりましても、

みなさまにとりましても、

その一年間のすべてに意味があり、

来る平成三十一年につながる道筋であると思います。

無駄な出来事では無くて、

起こるべきものとしての出来事。

きっと、

それが学びや学習となって

役にたつ経験へと変わっていくことでしょう。

それを信じて、

新しい志のもと、

新たな人生の一年を歩んでほしいと願っております。

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さて、

西光寺も新年を迎える支度がほぼ整いました。

残すは、

除夜の鐘と新年のお勤め、

例年通り心をこめて

お経の調べと梵鐘の調べを奏でたいと思います。

今夜も初詣に向かう途中、

大勢のみなさまが訪れ、

去っていく年の反省と、

来る年への期待を深夜の街に響かせることでしょう。

その響を聞きながら新年のお経を、

西光寺にお祀りしております

仏さまにおとどけしたいと思います。

深夜一時半頃、

ようやく年末年始に関わります行事を終え、

一段落を迎えることができるでしょう。

それまでは、

身も心も清浄に過ごしたいと思います。

さて、

本年も私のひとりごとを覗いていただきまして

誠にありがとうございました。

みなさまにとりまして

新しい時間のはじまりが素晴らしいスタートになりますことを、

また、

今年を表す漢字…「災」の風景が広がらない

来年の日本列島でありますことを祈りながら、

ひとりごとの〆とさせていただきます。

みなさま、

良いお年をお迎えくださいませ…和尚のひとりごとでした。

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