和尚のひとりごと “今夜は絶好の修行日和です”
私のポリシーというか、
性格というか、
生き方というか、
思い方や考え方というか、
そんなすべてに型にはまったことが嫌い、
私は私、
他人様に迷惑がかからなければ自由な私が一番私らしい。
いい子に見える振る舞いを着飾って
二十四時間演じているより、
こんなお坊さんもいるんだなと印象に残る方がうれしいから。
その他大勢のお坊さんのなかに埋まるより、
ちょっとかわったところで見つけられやすい私でいようと。
だから、
ここのひとりごとも好きなことを書いて、
本業の宗教観とか教えとか、
導くヒントを囁いたりとか、
そんなものは、ほとんど無いに等しい。
でも、
なぜか読んでくださる人がおられる。
『読んでいると参考になります』
と実際にお話しをうかがったこともあったり。
ようするに、
この世のものは、無駄な存在などないということ。
無駄ならそのもの自体が無くなったり消えたりしていく。
それがないものはこの世に必要だから残っていく。
だから、
この好き勝手に書いているひとりごとも、
だれかのために役立っているのか。
いやいや、
きっと役に立っているにちがいない。
その日その日の出来事や、
これはと思ったひらめきや考えをしたためていく、
誰にでもおこりそうなこと、
賛同してもらえること、
そんな
書かれた書物を読んで覚えて書いていても伝わらない、
そこに現実味がないから。
自らが体験して思ったことだからこそ偉そうなことは書けない、
導く前に私もいろいろ経験してのことだから。
私は、
これを【修行】と呼んでおります。
まわりの仲間たちにも修行と。
毎晩のようにでかけて飲みに出かけてるイメージ、
カウンターでお店の女の子を口説くこと、
そんな
日常のなかにおこりうるものは修行なんだと。
そのように思うと心も楽になるどころか、
楽しくなってきます。
お酒も女性も私にとっては修行なんだと。
まあ、
こんなことを
お寺の公式ホームページに書くお坊さんもいないと思いますが、
実は…ここにおるんです。
さあ、今夜も修行へ。
もうすでに
いまから気がウキウキ、
午後二時のお店…いつものcaféのテーブルに座っている私なのです。
みなさんもイザ!修行の地へ!
今夜は花の咲く金曜日ですよ、絶好の修行日和です…和尚のひとりごとでした。
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