和尚のひとりごと “小さい春…見つけた”
今日になって、
少し寒さも和らいだでしょうか。
ひとときの冷たさが影をひそめております。
カレンダーを眺めて
ゆっくりよく考えてみると週末には立春、
暦では春となります。
そんな心で
そんな目で
あなたのまわりを観察してみると、
きっと
小さな春がこんなところにあったと見つけることができますよ。
そして、
見つけた喜びを感じることができるあなたの心なら、
もう気分は、
今日から春模様、
服装より一足早く心が春の衣替えです。
そんなことを思うだけで
なにかウキウキになりませんか。
人に気づかれないように自分だけで楽しむ春のはじまり。
そんな過ごし方も素敵だと思います。
そうそう、
私の見つけた小さな春ですが、
お寺の裏庭、そこにありました。
だから、
それ以降とってもウキウキなんです、心が。
そんな風に
私をウキウキさせてくれているもの、
可憐な梅の花と、
開花をじっと待っている木蓮のふくらみ。
これ、いいです、とってもね。
もちろん私的にですよ。
そういえば、
先日、
うちで撮影された関西テレビのロケ番組、
明日が放送日。
残念ながら静岡県では見ることはできませんが、
故郷に住む妹がビデオ録画準備完了、
両親にも連絡済みです。
私は登場しませんが、
編集でカットされることなく
外観だけでも紹介いただければありがたいことです。
見てくれる両親の記憶にある息子の住むお寺がテレビに映っている…
それも親孝行かなと思う私なんです。
今夜、
歩いて用事に向かう途中、
寒桜とお月さまが描く夜の景色が清かで、
私も綺麗な心になれました、一瞬だけですがね。
そのうちまた濁ってくるのかな、多分ね。
だって私だから…和尚のひとりごとでした。
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