和尚のひとりごと “お墓参りからお寺参りへ”
新年を迎えて、
はや十日が過ぎようとしております。
クリスマスから新年へと街中の雰囲気や飾り、
そして
あちらこちらから聞こえてきた季節の音楽も去って、
いつもの日常、
穏やかな日々がもどってまいりました。
学校もはじまっておりますが、
午前中だけで帰宅される
子どもたちや生徒さんたちが多いのではないでしょうか。
私も買い物で文房具店に出かけましたが、
新学期に必要なものを買いに来られた
親子連れもお見かけした午後のひとときです。
さて、
お正月に限らず、
お寺さまなら
お墓参りに訪れる方々が毎月のようにおられると思うのですが、
西光寺も同じ、
毎月たくさんのみなさまがお墓参りに来てくださいます。
そんな様子を眺めながら思うことは、
お墓参りだけすませて、
本堂のなかの仏さまやお位牌堂にお祀りされております
各お家のお位牌には手を合わせず、
お帰りなる方がなんて多いことでしょうか。
お寺に足をはこぶということは、
仏さまに会いに来るということです。
その
おひとりおひとりがご先祖さま、
そして
ご先祖さまが過ごされているところが西方浄土、
いわゆる極楽です。
その極楽を表して形としたのが寺院の聖域です。
せっかく極楽へとはいってきたのですから、
ご先祖さまに併せて
たくさんの仏さまに会って帰ることは、
とてもいいことだと思います。
穏やかな気持ちで心の波静か、
そんな美しい姿で仏さまと対面することによって、
普段の雑踏と時間に追われた生活から離れ、
ただ私だけの今を見つめることができると思います。
そして、
その役割がお寺だと思っています。
だから、
これからはお墓がすべての
「お墓参りにでかける」
から
たくさんの仏さまにお目にかかれるところ、
「お寺参りにでかける」
へと言葉をかえて、
足をはこぶことが大切だと思う私なのです。
美しいお花を供えたあとは、心も美しく清らかに。
そんな
心が洗えますお寺参りに是非進んでお出かけくださいませ、
きっと仏さまが笑顔で待っておられると思います。
そうです、
それは
あなたのお顔を真似されていることでもあるのです。
笑顔でお寺参り、
なんて
この世の極楽は楽しいところなのでしょうか。
ひとりごと…
いつものcaféでしたためております…和尚のひとりごとでした。
コメント
-
はじめてのご参拝、ありがとうございました。
また、ご友人との再会もよかったですね。
パワースポットとは、
異性、同性に関わらず、
そのつながりを生む行動力を授けてくれる所と、
私は思っております。
きっと、
今回のつながりとご縁が、
まだ見ぬこの先にある幸せを
導いてくれるのではないでしょうか。
人と人、
また
いろいろな出来事のひとつひとつが
縁結びという大きな力によって導かれているんだと信じて、
これからも
生きることを楽しんでくださいね。
そして、
そんな生きている喜びをあらためて感じることができる西光寺へ、
またお越しくださいね。つぎの縁結びのために…
和尚
おはようございます。
先日、初めてお参りさせて頂きました。
新しい年に、少しお力をいただけたらという思いでした。
お参りの次の日、急に思い立ち高校の同級生へ20年ぶりくらいに連絡をとってみました。
友人は元気そうで、私との再会に喜んでくれていました。
同性の友人なので、直接婚活に結びつく事はありませんでしたが、これも1つのご縁を結んで頂いた事に変わりはないので、私はとても感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。