西光寺のブログ

新年を迎えて、もう早いもので10日になろうとしております。

みなさまの生活リズムも戻り、新たな目標に向かって歩まれていることでしょうか。

この先、旧暦の立春を過ぎてもまだまだ寒い日が続きます。

お身体をご自愛され、この１月を楽しまれて下さい。

さて、今日の早朝、

お気に入りのラジオ放送であるKBS京都を聞いておりましたら、

リサイクルの話をされておりました。

使い終えたものをあらたな形にして再生させる会社の話題が中心でした。

そして、

その会社の方のお話しの中で

『ストーリー』

という言葉が出されました。

これは、どんなに使い古した道具にも、新品からそこまでの物語がある、

その物語を感じつつ、

新しい物として命を吹きこまれた再生の品物があるというお話しでした。

たしかに人の人生と同じで道具にも、

いろいろなストーリーがあるなと聞いておりました。

世の中、新しい物でなく、

新品でも使い古したように作られるものも世の中にはたくさんあります。

そのような、

使いこまれてきた物語を身につけながら、

または、

傍に置いて生きるということを楽しむというのも、

イキでいいものだと思います。

西光寺も古き良き材料を残して新築工事を完了させて寺院です。

今朝のラジオの内容が私の心とリンクして、

共通の接点を感じたひとときです。

さて、話は変わりますが、

私の従兄弟が昔、話してくれました。

従兄弟が高校時代の同窓会に出席したとき、

同級生の一人がリサイクルショップを経営されており、

同窓会に集まった男性から、

「おまえのところは、嫁さんのリサイクルはできないのか？」

と、つっこまれていたという話をしてくれたのを思い出しました。

嫁さんのリサイクル…再生…ナイス…希望…願望…賛同…わかるわそれ…

これ以上書くと私も怒られてしまいます（笑）…和尚のひとりごとでした。

西光寺にあります陰陽石…わかる人にはわかる形…