和尚のひとりごと “私…声をかけても不審者やないからね…笑”
平成三十年のはじまりもやがて一週間となります。
みなさまにとりましても、
どこにおられましても
心とカラダを癒やすことができたでしょうか。
私はずっとお寺にいて、
日中でかけることもなく、
参拝に訪れてくださった
みなさまとのお話しを楽しんでおりました。
知らない方々へちょっときっかけをつくって、
こちらから話しかけてみる。
もちろん
適当に聞いておられる方も
なかにはおられるかもしれませんが、
それもまたご縁ということでありがたく思っております。
縁結びの参拝順路、
または人生について、
そして冗談をまじえての歓談、
私にとりましても人と話すトレーニングみたいなもので、
どんな話題で興味を示されるのか、
また話題をかえてのご様子、
そしてお話しを引きだすことができるか、
それができたとき
はじめて一方通行ではない会話へとつながっていきます。
あとそれにあわせて、
縁結びのお参りをされている様子がまた微笑ましくて、
眺めている私まで心が温まります。
だからこそ、
冷えこんだ本堂にひとり座って、
午前中から夕方までみなさまに声をかけておりました。
けっこう、
カラダが冷えて
手足の先が痛みをおぼえることもありましたが、
そんなことは言ってられません、
私のつとめは、
このお寺がこんなにいいところですよと伝えることと、
またそのなかでいかに癒やしの時間を過ごしていただくか、
そのことだけを考えてお相手しておりました。
もちろん、
笑顔で楽しくお迎えする側として気配りも忘れず、
お坊さんの格好ではなくて、
私に声をかけてくるこの人は…和尚?
と疑問視されても気にせず、
ただ
それが私にとりましてとてもいい時間で、
あっという間に三日間が終わってしまいました。
明日から週明けにかけて連休となりますので、
今週末も訪れてくださるみなさまも数組あることでしょう、
そういえば成人の日ですよね、
できましたなら振り袖姿のお姉さんたち、
凜々しい男性陣たちを希望いたします…笑。
そう思っておりましたら、
今日、
関西の実家の用事を手伝いに帰ってこれるか?
と連絡がはいり、
もしかしましたら
成人の日に帰省している可能性もなきにしもあらずです。
まあ、
今週、今月に限らず、
まだまだ訪れてくださる方々とのご縁を逃すことなく、
格好は私服、
時々本堂でじっとひかえている私でございます…今年もきっとね。
これから声をかけられる人、
私…不審者やないからね…笑…和尚のひとりごとでした。
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