和尚のひとりごと “お経にみなさまへの感謝の気持ちをのせて”
2017、
平成二十九年の終わりまであと三時間あまりとなり、
来る新年、
平成三十年がやってまいります。
テレビでは紅白歌合戦をはじめ、
大晦日恒例のテレビ番組が放送されております。
私的に去りゆく一年を思いますと、
いつもの私で過ごせたことが一番であったかなと思います。
人生も後半にはいり、
残された時間をいかに生きるかを心において
日々を重ねてまいりました。
結果、
私らしくが似合った生き方と悟り、
やりたいと思ったことは思いで終わらせず、
やってみようと進んでみる。
そして
そこまでたどりつけなくても、
そこまで行こうとした自分を褒めて、
その足跡に後悔せずを私らしくとしようと。
そんなことを
実践してきた三百六十五日だったかなと思います。
いつも
『後悔なし』
と言える私でいたい。
それが
また新年へとつながっていく生き方ではないかなと。
そして、
その新年は、
いろいろなお役をつとめさせていただくことになりそうです。
お寺の関係から学校関係と、
いろいろな人との出会いにいまから期待でいっぱいです。
忙しくて…
『たいへんだね』
と尋ねられたなら、
笑顔で…
『そうでもないさ』と答えてみよう、
それもまた私らしいから。
来年も私らしく、
人とのご縁を大切に生きてみようと、
そして大事なことは生きることを”楽しむこと”だと。
今年も一年、
私のひとりごとにおつきあいいただいたみなさま、
私がつぶやいた…つたない言葉を覗いていただいて
誠にありがとうございました。
和尚は…かわらずひきつづき、
気が向いたとき
ひとりごとをつぶやいてまいりますので、
新しい年を迎えても気軽に扉を開けて下さいませ。
さて、
除夜の鐘の時間が近づいてまいりました。
鐘の音色のあとは新年のお勤め、
元旦午前二時まで私の時間を過ごすことにいたしましょう。
もちろん、
来る新年、
みなさまのご多幸をお祈りしながら、
お経に感謝の気持ちをのせて称えさせていただきます。
それではみなさま、
このあとの時間もごゆるりと…今年最後の和尚のひとりごとでした。
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