和尚のひとりごと “とことん和尚に見えない私になってみるか”
見付のスタバにて、
このひとりごとをしたためております。
さてさて世の中、
その仕事その仕事をイメージできる
普段の見た目というものがあると思うのです。
たとえば、
普段の姿でプライベートの時間を過ごしていて、
たまたま知り合いと会う、
そこには、
相手から私を見ると、
日頃こんな仕事に従事している人と、
違和感なく感じてもらえると。
でも、
ときには、
そのように見えない、
見てもらえない人もおられるのではないかなと思うのです。
そして、
自分から言うのもなんですが、
磐田市内におられますたくさんの和尚さんのなか、
普段着の時、
私は和尚さんに見えないと言われることが…
けっこうあるほうなのです。
これって喜ばしいことなのか、
または、
仕事がまだまだ専門職の域に達していない、
修行が足らないためなのか。
いろいろなことが考えられると思います。
普通なら、
しっかり和尚と見てもらえるように、
もっと励まなければと思うでしょうが、私はちょっとちがうのです。
とても和尚に見えないのなら、
とことんそんなイメージを作ってみようじゃないのと。
それがまた、
仕事を離れ、
衣を脱いだ私が楽しめる時間につながっていくのではと思うのです。
『和尚には見えない』
その言葉をとことん育てていこうと、
いま
またちがう私にイメージを変えていこうと
人生はじめて、
ヒゲをのばしている今日この頃の私なのです。
今日も毎月髪の毛のカットでお世話になっている先生に
『おヒゲをのばしているんですか?似合いますよ』
と言ってもらえてアホな私は上機嫌、
『バランスよくおヒゲがよく見えるように、
髪の毛の雰囲気をいつもと変えてカットしました』
とできあがった今日の私です。
…この容姿で年末年始いったろやないかい…と。
お寺のブログ、
ひとりごとに自分の写真を載せるのもどうかと思いますが、
よくおられる和尚さんとはちょっとちがった、
いや、
変わり者の私です。
でも、
正真正銘、
衣を着た私は、
心をこめてお経を勤めさせていただいております、
その仕事へのプライドいっぱいの和尚なのです。
こんな私ではありますが、
とてもいい人なんです。
笑…。
みなさま、またお目にかかりましょう…和尚のひとりごとでした。
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