和尚のひとりごと “架空の息子宛てにしたためた手紙 そして今日も良縁のご報告 縁結びのパワー全開”
わが家の末っ子が通う中学校より
総合的な学習の協力依頼がとどきました。
三学年の保護者対象にお便りが届いたのですが、
『未来授業』という活動のようです。
この授業は自己の生き方と社会との関わりを考えたり、
他者とよりよく生きるために必要な事柄を考え、
今後の生活に生かすことを目的にされているみたいです。
そこで今回の依頼なのですが、
“息子の手紙”
と題し、
生きる目標や夢を持てない自分に対しての焦りとか悩み、
お父さんの目標はなに?
というような内容ががしたためられた手紙が手元に届いたと仮定して、
その悩みに対して親が返事を送るという話でした。
わが家では中学生の息子はいませんから、
まったく仮定のなか返事を書いてみました。
悩める息子へ父親からの手紙…以下の通り…
『なにも焦る必要は無いし、
いまはそれでいいと思います。
目標や夢がないというのは心の悩みではなく、
自由に探せる
ワクワクの時間を過ごしている
心の楽しさだと思う。
そして、
その夢や目標に出会える近道を
探し出せる知識や知恵、
そこまでたどり着ける心の体力を
学び育んでいるのが学校の勉強じゃないかな。
まわりの友だちと違ってもいいし、
友だちが見つけた道を
同じように真似をして歩むのもつまらない。
お父さんは、
生まれたときから
親の仕事を継がなければならないという
決められた環境だっただけに、
おまえには自由に生きてほしいし、
友だちより遠回りしたっていいじゃない。
いつでもお前を応援してるし、
男ならもっと楽しくいこうぜ。
お父さんのいまの目標は、
身体の健康のためにはじめたランニング、
50代が終わるまでに
ハワイのホノルルマラソンに出るぞ!です。
男同士、そっちも応援してくれよな』
如何でしょう、
目標を持てない息子への手紙、
架空の父親として私の思いというものが伝わるでしょうか。
それにしても
書いてほしいという学校からのお便り、
早い時期に届いていたようなのですが、
昨日私が用事を終えてお寺に戻ってきた夜遅く、
明日の金曜日が提出日なのでこれを書いておいてと言いたげに
私の部屋においてありました。
「明日が提出日やないか」
と朝一番に手紙をしたため学校に届けてまいりました。
提出日前日にそれを出した娘…
とりあえず架空の息子への言葉の前に、
そんな
わが娘に本当のひと言を言いたい私です。
それにしてもいろいろな授業があるものです。
さて、
今日もはっきりとしないお天気のなか、
ネットで知り
参拝に訪れて下さったお嬢さんお二人に声をおかけしましたら、
富士市から来て下さったそうです。
数ある静岡県内のパワースポット…
そのなかでも堂々の代表である富士山の麓からありがとうございます。
また夕方お参りされておりました地元のお嬢さんお二人、
今年の5月にご友人四人とお参りされたそうで、
その四人がいまでは、
いいご縁に結ばれ幸せになられているそうです。
そしてそのお話して下さったお嬢さん、
「西光寺の日限のお地蔵さまに、
私の誕生日までにいい出会いがありますようにとお願いしたのですが、
その私の誕生日の日にお相手とご縁が結ばれたんです、ここは凄いです」
と笑顔で話されておられました。
ほんま凄いわ…ここのパワーたいしたもんやで…和尚のひとりごとでした。
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