西光寺のブログ

今日から７月というのに雨模様の境内、

夕べから降り始め本格的な雨としてつづいていくようです。

梅雨の６月を終えて、今年も折り返し。

ちょうど一年の半分の月日が終わりました。

いつも思うのですが、

やっぱり時が流れるスピードは、とんでもなく速いということ。

その速さのなか生きている私たちは、

ほんの瞬間瞬間の狭間でいろいろな経験をし、

苦しみ、悩み、そして立ち止まっているようなものです。

もちろん喜びや嬉しさ、

心を熱くさせる感動も訪れる歯車に乗せられながら

一秒一秒命を削って生きているものでもあります。

やり残したこと、

うっかり置き忘れてきたあの日、

時はとどまること無く着々と進んでいきます。

一年の前半、

どのように時間をつかって心を育み満たしてきたか、

歩幅を緩めてちょっと振り返ってもいい昨日の６月３０日です。

後半を振り返る頃は、

天からの手紙である雪に山も染まり、

慌ただしい時間を過ごしていることでしょう。

まだまだ先のことではありますが、

前半の調子なら後半もあっという間、恒例の行く年来る年です。

そんなことを毎年考えてしまう６月３０日、昨日の私です。

もちろん、

私自身思いっきりやり残した前半…

後半に取り戻せるでしょうか。

できなかったときは

「笑顔ですいません」

それもいつもの私です。

前半の最終日、

昨日も数組のみなさまがお参りに訪れて下さいました。

心癒やされる時間は、

前半後半、そんなものをとりのぞいた、

ただその時々でありたいですね…和尚のひとりごとでした。