西光寺
時宗 東福山 西光寺
時宗 東福山 西光寺

Saikouji Blog

和尚のひとりごと ”このお写真に向かって手を合わせ、今日中にお願いごとを念じよう”

東福門院お守り日限地蔵尊

東福門院お守り日限地蔵尊

朝焼けの時間を過ぎ、

いつもなら高く昇っているお日さまの時間も厚い雲に覆われ、

その合間から降り続く雨が音を立てて、

屋根の瓦を流れておりました。

明るくなりつつある空模様ではありましたが、

午前6時過ぎ頃、

ようやく雨のほうも落ちついてきた境内です。

今日は、日曜日、

いろいろな方とお目にかかり、

立ち話ではありましたが、ご縁を結ばせていただきました。

午前中のお経が終わったあと、

かねてよりお話をいただいておりましたみなさまが、

お参りに訪れて下さいました。

IMG_8873

グループでお参りされましたが、

大阪、東京、横浜から参加された方もおられたようです。

「縁結びの参拝の仕方などのお話を」とお願いされておりましたので、

1時間ほどおつきあいしてご説明させていただきました。

みなさまゆったりと心を落ちつかせて、

畳のうえ、縁側でお過ごしになりました。

いいご縁をありがとうございます。

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午後をまわりますと東海道を歩かれているみなさま、

静岡市の方々のようでしたが、

保存して使用しております江戸時代の建物を見学され、

なにか大切なものを感じて下さったようです。

古いものを残して生かす、

これもまた、

なにかを学ぶ場所であるお寺の役割を果たせた気がいたします。

富士宮からのお嬢さんをはじめ、

私のブログ、ホームページ、Facebookなどインターネットの情報ツール、

それぞれのご縁で足をはこばれたみなさまとも、

今日はお目にかかりお話をさせていただきました。

実際に私と会って、そしてお話しされ、どんな印象を持たれたでしょうか。

昔のブログに、

“お参りに訪れたら和尚をさがせ”

と書かせていただきましたが、

本堂におりましたので今日は簡単に見つかってしまいました。

『なんや、こんな人かいな、

思った通りの人』

きっと感想はそれぞれですが、

今日もいつもの私、私は私です。

こんな私ですが、

今後ともよろしくお願いしますね。

さて今日は、

本堂にお祀りしております日限(ひぎり)のお地蔵の月の縁日。

お地蔵さまは、

徳川二代将軍秀忠公、

お市の娘であります江(ごう)の五女として誕生された源和子(みなもとのまさこ)姫、

のちの後水尾天皇の中宮、

東福門院(とうふくもんいん)ご自身がお守りとしてお側に置かれた仏さまで、

江戸より京都へ向かう上洛のおり西光寺にてご休息、

お寺におあずけになられた縁あるものです。

江戸時代、類焼にて本堂全焼のおりも不思議にも残り、

燃えなかった木彫りのお地蔵さまとして一躍有名になり、

現代においても奇跡的な出来事を結んでおられます。

秘仏ではありますが、

今日は14日、お地蔵さまの月縁日でもありますので、

久しぶりにお地蔵さまのお写真を掲載させていただきます。

このブログの一番最初に掲載させていただきましたので、

今日、14日中にお手を合わせてお願いごとを念じて下さい。

日限のお地蔵さまですので、

「いついつまでにこんなことを叶えてほしい」

という感じでお写真にお参り下さい…

もしかしたらあなたにご利益が訪れるかもしれません。

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日曜日の境内、たくさんのご縁、お話をありがとうございます、

みなさまの笑顔が心に刻まれた日曜日です…和尚のひとりごとでした。

コメント

  • よっちゃん
    2015年6月14日 9:45 PM

    ご利益にあやかりたいと思い、お地蔵様の画像を保存しようと何度も、試みたのですができないです、、、

    それ以外は、できたのですが、、、

  • saikouji
    2015年6月15日 12:01 PM

    それはありがとうございます。お地蔵さまもお喜びになりますよ。よかったらメールでお写真をお送りいたしましょう。