わが家の黒猫”松”への感謝とペット・動物合同慰霊塔建立の花
わが家では、早くから猫が家族となり、二十数年間、ずっといっしょに暮らしております。
もちろんそのあいだには、数匹の小さな命を見届けさせていただきました。
長年足元に寄りそっておりますと愛着も生まれ、かわいいものです。
でも、命あるものはいつかは別れが訪れるもの。
とても辛いことですが、
大切な家族の一員、最後まで面倒を見てあげてほしいものです。
旅立ったあと、
心に残る元気な姿がまた、ご家族にとっての笑顔となり、
会話の花を咲かせてくれる種となるのですからね。
さて、西光寺では、そんな動物とのふれあい、
愛情をそそいでこられたみなさまに安らぎをと、
動物の合祀慰霊塔の計画を進めております。
現在、準備は実行段階で、
新春の２月４日、節分が過ぎましたら境内に建立させて頂きます。
御霊おひとつおひとつの墓地ではありませんが、
歴史深き寺院につつまれ、
動物の御霊、ご家族の心が安らぐ場所になればいいなと思っております。
今年、わが家で飼っておりました居候の黒猫”松”が、
仏さまのもとに旅立ちました。
その出来事がいろいろなご縁を結んでくれて、
今回の慰霊塔建立のきっかけとなりました。
元気な頃は、体型も大きくて、雄猫の雄志そのものでしたが、
亡くなったあともさすが、たいしたものです。
縁結びのお参りに訪れて下さる
お若いみなさまにもかわいがっていただきましたが、
しっかりと、動物慰霊塔という花を咲かせる種となってくれました。
松のご遺骨は、まだそばに置いてあります。
慰霊塔が完成した暁には、最初に納めてあげたいと思っております。
これからは、
ペットとお暮らしのみなさまにえらばれる心の安らぎの地、
癒やしの場所としても西光寺はありたいなと思います、和尚のひとりごとでした。
動物慰霊塔完成図
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